岩田が意識している消費者体験『10項目』
僕がマーケティングを勉強するにあたって1番大事にしているのが〝消費者体験〟です。
モノを売るための仕事をしていますので、モノを買う心理や状態を自分がまず体験してないと、良い発想も生まれませんし何より『顧客目線』が養われません。
もちろん無駄な買い物はしたくないですし、お金持ちなわけではありませんが、笑
モノを買わないモノ売りが考えた策は絶対に上手くいきません。
自分が買ってない商品、体験してない使ったこともない商品やサービスをどうやってお客様にオススメできるでしょうか?
口先だけ達者であればある程度は上手くいくかもしれませんが、それは個人の『販売能力』に依存するものであってマーケティングではありませんよね。
だから僕は毎月必ず違う美容室に行き、色んなリサーチも兼ねて『お客様体験』を欠かしません。
美容室探しから始まって、来店、施術を受けて、美容師さんと会話し、会計してからリピート促進のメールやLINEを受け取るまでをセットにして、常に売る側の目線に偏らないよう心がけています。
そんな僕が〝ものを買う〟という行為をするにあたって意識している『10項目』があります。それは、
①流行っているものを買う
②高級なものを買う
③激安なものを買う
④ネットでものを買う
⑤お店でものを買う
⑥常連の店で買う
⑦初めての店で買う
⑧スマホで調べて買う
⑨衝動的に買う
⑩紹介されて買う
これらは本当に大事な項目で、意識してなければつい自分の好みだけに偏ってしまったり、いつもと同じもの・同じ場所でものを買ってしまいます。
これでは良いマーケティングのアイデアは生まれませんし、自社のサービスや商品を買ってくれる人・買わない人の様々な心理を理解することができません。
特にこれが個人でなく組織の場合。
個人力に頼らず組織で大きく売上をあげたいとなったら、色んなシーンや販売方法を想定して売れる仕掛けを考えなければいけませんよね。
人は新しいことが苦手で、気を抜けば『いつもと同じ』を選択してしまいます。
これは考えるのが面倒で、労力を使うことだからです。
皆さんもぜひこの消費者体験の10項目を実践して、より沢山のお客様にものを買ってもらえるアイデアを考えてみてください。