「冬至」 一年間お疲れさまでした。感謝。
子どもたちが待ちに待った初雪が降り、前日からワクワク・・・翌日に銀世界になったのを確認して早速スキーウェアを着こんで登校していきました。雪合戦をしたようでクタクタになって帰ってきました。子どもは元気です。
雪が降ると心が落ち着きます。もう何もできないなーという諦めにも似たような安堵感。
その後、降ったり解けたりしながら寒い年末を過ごしています。
さて。
中津川にも雪が降る前日、奇跡的に里芋の収穫を終了しました。
すべての里芋を株のままハウスに作ったムロに運び込みました。あとは春までムロから出しながら出荷していきます。
無事に終わってほっとしました。
植え付け時期の春。緊急事態宣言の最中でした。
(春)今年はどんな年になるか分かんないし、とりあえず沢山植えておこう
→(夏)雨が多くて里芋喜ぶ
→(秋)豊作なのはいいけど収穫がなかなか終わらない
ということで、自分で播いたタネは必ず自分に返ってくるということを身をもって実感しました(笑)たくさん収穫したので儲けた気になります。まぁ、食べることはできるから飢え死にはしませんが。
12年前に就農する時に分けていただいた種芋を今年も無事に来年につなげることができたことに感謝。毎年畑で育てて寒い冬を貯蔵する、そんなことを繰り返しながら種をつなげてきてくれた先人たちに感謝。師走は感謝を感じる季節です。
お大師さまの小豆餅をいただきました。このあたりには冬至に小豆餅を搗いてお大師さまにお供えする風習があります。ちなみに甘くありません。お汁粉に入れて食べたりもするみたいです。
田舎に限ったことではないかもしれませんが、頂きものやお裾分けって巡りますよね。
たくさん手に入ったり、作ったりしたものを頂いたり差し上げたり。食べ物だけではなくて道具や衣類なども巡ります。貨幣経済ではカウントされないことですが、実はけっこう生活を潤してくれる経済だなと思います。ありがたやー。
中津川市の一地域である加子母にはNPOかしもむらというのがあります。ほとんどの村民が会員という珍しい団体。そこでカシモールというページが動き始めました。移住者の子が頑張って動かしてくれてます。人数が少ない分、一人の存在が大きいんです。
カシモール
NPO法人かしもむら