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新解釈・IndeedとGoogleしごと検索、通常のSEO対策における職種名の書き方

2020.12.22 11:09

2020年も残りわずかとなりました。

思えば、新型コロナウイルス関連で、個人的には割と、いえ、結構な打撃を受けました。とりあえず生きてはいますが、このままじゃあれな感じがします。求人広告も、出す案件出す案件応募者が殺到してるような感じでして、

「あぁ、こりゃ儲からんわ」

という、世間的には最高だけどビジネス的には手痛いなぁとかそういう事を思ってます。

そんな中、もう一つ、これはこの1~2カ月の事ですが、

僕が運用している求人CMS(当然、IndeedにもGoogleしごと検索にも準拠してますよ)で、Googleから2回くらい警告が来ました。何かといえば、

「職種名称」

ここで警告を食らっていました。

Googleのガイドラインだと、title プロパティには、求人コード、住所、日付、給与、会社名は含めないでください。と、あります。そりゃそうだ。派遣会社とかだとよくやりそうな感じですね。

1回目の警告の時は、月収〇〇万円目指せる〇〇というような感じで職種名を書いてましたね。だいたいこういう表示をさせて半年以上たって警告が来ました。給与というか金関係や検索関連だと住所(エリア)とかを書いてもアウトみたいですね。なので例えば

目黒で月給50万円稼げる〇〇をやる〇〇

とかっていう職種の書き方だとアウトというわけで、んじゃわかりました。ルール通りやりましょう。この仕事がどんな仕事かっていうのを一発で分かってもらうタイトルがやっぱり最高ですし、SEO的にもちゃんとしたいですからね。

って言って工夫したら、また今度2度目の警告を食らいました。

今度は何かというと・・・

これもガイドラインに書いてあるものを出すと、

フランス語を話せる IT 技術者

こういう表記はアウトだと。

物流関係の求人で、同じように書いたら警告が来ました。
Googleによれば、とにかくシンプルにしてくれ、と。マーケティング専門家、フランス語話者という感じで書いてくれとのこと。

うん、はい・・・(まぁ、正直、ここに関してはjsonの構文で書いてあげればいいのでSEO的には特に問題ないからいいやと思ってます。とりあえずGoogleに従いましょう。)

さて、Googleしごと検索だけだったらいいのですが、Indeedに関してもかなり職種名の判定は厳しくなっています。

簡単に言いましょう。

今出てるIndeedの攻略本めいた本を読んで参考にしてたりしている人いたら、今すぐそれ捨てたほうがいいですよ!

っていう内容になります。

まず、Indeed、直接投稿というより採用サイト読込型とかになると、自動的に職種名を編集された状態で掲載されるというのは皆さまご存じの通りですが、ここの当たり判定が相当厳しくなっています。

ポイントとしては、やはりGoogleしごと検索と同じで「シンプルな職種名にしてくれ」との事。それこそ、SEO的な観点ではなくマーケ的な観点で、だいたい13文字以内くらいに職種名をまとめてくれるといいと思う。だって人間長い文字記憶しないしそれで人、動かないよね?っていうそういう理由もあいまって、短くシンプルにしてくれっていうそういう感じにしている。

で、それじゃあ競合他社との比較とか優位性ってどこでやんの?ってなると、

「原稿内でしっかり情報書いてくれ」

とのこと。

まぁそれは納得。Indeedは記事内キーワード全部が検索対象になるし、そもそも内容でちゃんと反響を出してくれっていうそういう姿勢はIndeedらしいっちゃらしいのでなるほどと思う。

ちなみにここの内容に関しては、代理店向けのIndeed勉強会があって、そこでIndeedの中の人に聞いているのですが、その中の人でも、SEO的な観点や兼ね合いに関しては「ちょっとそこまでは分からない」と言っていたので、僕的な今日時点での攻略法というか効果出しポイントとしては、

・職種名はギリギリシンプルに書く。例えば営業職だったら「求人広告の営業」とか「新店オープニングスタッフ中国料理調理師」(あぁこれちょっと長いな、でもまあいいや)これくらいで。IndeedでもGoogleしごと検索でもこれならOK

・書きたい事は、職種名じゃなく記事本体の方に、あほほど書く。

・採用サイトから読込をさせている場合は、Titleと職種名の読みこませ方(おそらくここはCSSの組み方になると思う)の工夫が必要になる。Googleしごと検索に関しては構造化データの方をいじればいいので、そこはうまくやればいいけど、CMS自体の組み方というか設計自体はいじる必要が出てくる。

という感じかなぁ。

あとは究極的には

・Googleしごと検索を捨てて、Indeedに完全に寄せた運用というか採用活動をする

という選択肢も出てくるかと思いますが、これに関しては採用活動の規模感や戦略だとか予算とかそういうところまでかかってくるので、案件ごとにご相談という感じかと思います。


また、これは補足ですが、

いまだに職種名とかに★とか*とか”とか!とかを多用している求人情報や広告をたくさん見かけますが、これ、ふつーにGoogleしごと検索上でも

構造化データがスパム行為のある構造化マークアップ

とみなされますし、Indeedでも

何も意味をなさない、残念な記述

となるので、本当にやめておいたほうがいいです。

少なくとも僕が直接作る求人原稿では、たまに記述本体の方に!がちょっとだけ出る事もありますが、職種名とかでは一切やりません。文字数もったいないし。
こういう感じで記述してるのを見たら、「あぁ、まじ分かってない人というか古い人なんだなー」って思ってあげてください。弊社内にもいるかもしれませんが、その時は「あぁあれは新美の案件じゃない」と思っていただけたらよいかと思います。


何はともあれ、IndeedにしてもGoogleしごと検索にしても、どんどんルールは変わります。当然通常のSEO対策だってどんどん変わってきます。変わっても大事なことは、

・メディアのルールを理解した上で、
・動いてくれそうな人の為になる価値ある情報を丁寧に出し続けられるか


この2つが原理原則には違いないので、きっちり動いていけたら最高なんじゃないでしょうか。僕もあれこれ挑戦してますので、お悩みな方はいつでもご相談くださいませ。