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[不登校]アドバイスを拾う拾わないよりも、もっと大切なこと

2020.12.25 10:00

函館のずれることなく気持ちを聴く専門サロン

【聴き手サロンあいりす】のブログにご訪問いただきありがとうございます。



今回はタイトルのように、


私がセッションから学ばせていただいた

第3の視点

についてシェアしますね。







セッションを多く重ねていく中で

分かったこと、それは


アドバイスをやって上手くいく時には

共通している

『心もち』とか『マインドセット』がある


ということです。






上手くいった時のお話を聴いていると、



『ふとその時思い出して。頭で考えるよりも先に口からこぼれてました』


『え、なんかソレちょっと面白そう』と

なぜか自分でもよく分からない

"軽いノリ"で

するっとやれちゃったんです



みたいなキーフレーズが

語りの中に必ずといって良いほどに

でてきます。



特徴を挙げると、


◯ 急に思い出す

◯ なぜか力んでない状態

◯ 興味の方が先に立つ


という感じなんですね。






反対に、上手くいかない場合では


ずっとアドバイスが頭にあって、で

〇〇の時がんばって言ってみたんですけど

なんか微妙で…


という語りをよく耳にしていました。







最大のナゾは、


アドバイスを持ち帰ってみたけど

機会がなく

やらなかった/できなかったのに


なぜか好ましい変化が起きてきた

パターンも意外とあること



何が正解なのか、もはや分かりません…。






そんなある日、


やる、やらない、というのは

究極をいえばどちらでも良く


本当に重要なのは、そこに伴う

『心もち』または『マインドセット』

なのではないか?


という考えがふと浮かんだのです。






その第3の視点『心もち』から

ケースを振り返ったとき、


鍵になる感情が


恐れ や 不安


だという事が見えてきました。




「〜になったら困るから」


「〜しないように」


こうした心もちから行うほど

上手くいかない傾向にあったのです。






具体的にこれを


前回の記事に書いている

雪かきエピソードの経緯を交えて

説明してみたいと思います。


(経緯が長めなんですが、これがある事で

私の恐れと不安がより伝わると思うので、ご了承くださいね)


~~~~~~~~~






私は集合住宅に住んでおり

記事の最後にふれたご近所さんは

階下の方


除雪って自分の駐車スペースだけやれば

基本十分なんですが


集合住宅の除雪って実は

誰の持ち場でもない

グレーゾーンがあったりするのですよ。


誰の持ち場でもないんだけど

みんなも通るし

配達の方が通ったりするところ


その方はいつもそこまでやって

おられるのです。


(夏場は入口にごみ一つなく、老舗旅館の凛としたーまるで結界がはられたようなーそんな不思議な清涼感が入口ホールに漂っているのです。この方には只々頭が下がる思いでいます。)



以前一度だけ、いつも入口を気持ちよく

整えてくださることへの感謝を

挨拶の折にお伝えしたことがありましたが

まあ、そのくらいなもので。




ところがある日

入口付近ですれ違った際に


 最近は孫が来る時があり

 元気いっぱいなので

 うるさくご迷惑になってないですか


と声をかけられます。


 そのように感じたことはないので

 安心してくださいね。


とお返事したところ、


お孫さんが来るようになった背景に

お連れ合いの方とのお別れが

あったことを私にお話してくださいました。


 それは、おさみしい気持ちで

 おられることでしょうね…


とお返ししますと、


その方の身体に入っていた力が

ふっと抜けたように感じられました。




それからでしょうか…

挨拶+ふたこと三言の交流が

始まったように思います。


何らかの好印象をもってくださったのかな?

などと嬉しい気持ちになりました。




やっと経緯(背景)が書けました…

では、あの雪かきのエピソードに入ります。



その日は朝からけっこうな積雪で

雪かきをしなくてはならないと

分かっているものの

何だか気がのらない状況だったんです。


そんな時に外から聞こえてきた

雪かきの音。。。


 あ、ご近所さん雪かきしてる!

 やんなきゃ!





このやんなきゃは、


 やらなければ

 好印象が崩れてしまう

 だから、やんなきゃ!



「嫌われたくないから」っていう

恐れや不安からやろうとする

とっても分かりやすい例だと思います😉




で、第3の視点である

『心もち』『マインドセット』的には


このまま「べき思考」つまり

恐れや不安からやっても

あまりよろしい事にはならないよ


という事なので


やるのなら清々しい気持ちでやるために

want変換を活用した


そんないきさつで生まれたのが

前回の記事でした。





実はこの話には…


聞こえていた雪かきの音は

ご近所さんではなくお向かいさんだった!

というオチがありまして。


さんざん悩んだあげくに

ご近所さんじゃないんか〜いと


もう、笑うしかなかったですよね〜🤣

自分があほ過ぎて。笑



~~~~~~~~~







もしもあなたが

最初の私の心もちのように


恐れや不安から

アドバイスをやろうとしているなら


アドバイスを拾わないで

あなたの気持ちを穏やかに保つ方が

はるかに好ましい選択肢です。




アドバイスは

"やんなきゃなんない"と感じるなら拾わず

"やりたくなった"ら拾う


というのが

上手な心の声の聞き方なのかもしれません。



これはアドバイスにかぎらず

あらゆる暮らしの場面で

役に立つ心の知恵と感じています。






第3の要素『心もち』に気を配り

恐れや不安からアドバイスを拾わない


そんなあり方をしているあなたは今


ご自身をとても大切にして

素晴らしい愛をご自身に注いでいることを


ぜひ覚えていてくださいね。