Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 ③』

2020.12.23 10:07

「多分、相方なので…」




「喧嘩でもしたか?」




「いえ…」




「一方的に俺がすっぽかしたんです」




「おいおい、大丈夫か?仲良くしてくれよ」




「…唯一無二のツインボーカルなんだから」




「わかってるんですけどね」




「なんか歯切れ悪いな」




「ねぇ、直己さん…」




「ん?」




「夏に始まって冬に終わる恋って、なんだか寂しいですね」




少し沈黙があってから、直己さんが真顔で答えた。




「やだ!!」




「え!?ウソ💦‬やめて下さいよ!それいつかのしゃべくりでやったIKKOさんのアレでしょ?ヤバい 笑」




「いつもの笑顔になったな」




「直己さん…」




「隆二はさ」




「何があっても、いつもお日様みたいに笑ってろ」




「…ありがとうございます」




直己さんの優しさが身にしみた。




舞台挨拶が終わり、マネージャーも交えて食事を済ませ、レモンチューハイを1本だけ買って名古屋駅前のホテルへチェックインした。




TOHOシネマに入ってからずっとマナーモードにしている。




ジャケットを脱ぎベッドの上に置き、シャツのボタンを外した。




冷たい椅子に座り、レモンチューハイを一気に流し込んだ。




「寒い…」




その間視線はずっとiPhoneを見ている。




臣からのLINEが大量に入っててもなんか嫌(や)だし、ぷっつりと音沙汰がないのも凹む。




約束すっぽかして、何言ってんだか…




いつか見たドラマの様に、いきなり部屋のチャイムが鳴って、




東京のスタジオにいるハズの奴が、

ドアの向こうに立っているっての、どうよ?




物理的には有り得ないな、そんなシチュエーション…




いつ、別れようって言おうか?




別れたくもないのに…




怒るだろうな、臣。




プルルルル…




部屋に設置してある電話が鳴った。




つづく