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じゅんじゅんホームページ

横浜でリースワークショップ。

2020.12.24 09:25

※画像は下記

ダムダム団のリハスタ後、着信が入っているのに気付いた。

確認したところ、ねえねから。

私には姉が1人いて、小さい頃から"ねえね"と呼んでいる。

ちなみに家族の間での一人称は、未だに"じゅん"である。

人前では恥ずかしいから言わないけれど。

なんだろうとLINEを開いてみると、明日職場でクリスマスリースのワークショップがあるのだけれど遊びに来ないか、との事。

まだ飲酒前だったので、

「これからダムダム忘年会だから、午前中は死んでると思うけど午後なら行ける」

と返信した。

その後2、3やりとりをしたが、お馴染み大泥酔モードだったので記憶が無い。

14時半に待ち合わせようと約束をした直後、iPhoneに、

「ヘイSiri、11時半にアラーム」

と目覚ましの設定を頼み、あとは心置き無く酒に溺れた。


呑みのスタート時間が早かったのもあり、MAX酩酊も午前0時代。

かなり早くに就寝した模様。

寝落ちる前に、明日はゴミの日だと思い出してアラームを3件程追加設定。

無事起きてゴミ出しをして、朝ごはん。

その後、いつもの腹ごなし兼こたつでごろごろタイムをしていたら、猛烈な眠気に襲われて布団でおひるね。

ギリギリまでうたた寝したのち、12時半頃飛び起き準備をして横浜へ向かう。

戸締り確認をしたら、ベランダの大きい窓を網戸にしたままなのに気付いた。

換気した後、閉め忘れていた模様。

さっきエアコンガンガンつけても寒かったのは、このせいか。

まだ酔っ払っているのだろうか。

家を出てから、忘れ物を取りに2回、家へ戻る。

まだ酔っ払っている様である。

Bluetoothイヤホンも失くしたし酒呑みの人生つらたんっ、と思いつつ、酔っているので脳内はハッピッピ状態。

とりあえず駅へと急いだ。


姉の職場へ行くのは初。

以前にも物作りのワークショップに誘ってくれていたのだが、私が精神的大殺界で伺えなかったりしていた。

姉は、新星堂というCDショップで働いている。

電車を乗り継ぎ、センター北駅へ。

移動していて毎回感じるが、横浜の人はすごくきちんとしている。

電車の中の空気感も、神奈川県に入った途端、なんだか品がある感じ。

車内も、広さ含めてこじんまりと感じる。

東京はもっと広くて、人々もごちゃっとしている。

地下鉄で流れる、

「歯科治療なら、○○駅から徒歩3分の○○院〜」

などの各駅のローカルアナウンスを耳にすると、ああ横浜に帰ってきたなという実感が沸く。

センター北駅を出ると、すぐに観覧車が目に付いた。

"洗練された街"というに相応しい景色。

ハイソサエティ。

アル中広場のある高円寺駅とは雲泥の差。

この駅前の誰よりも二日酔いの自信があるわ、と、謎の確信を持ちつつ新星堂の入っているショッピングモールへ。

建物が広くて一瞬道を間違えたのかと思ったが、大きな本屋さんを抜けると、併設されているカフェが見えてきた。

姉の姿が見えないのでLINEを開くと、

「今から家を出るよ。早めに着くから、連絡してね^^」

と1時間以上前に連絡が来ていた。

スマホ内のあらゆる通知をOFFにしているので、全く気が付かなかった。

お店着いたよ!と連絡すると、すぐに向かうね〜と即返信が来た。

嫌な予感がして前日のやりとりを見返した所、

「駅前で待ち合わせしてお店まで案内するね^^」

と来ていた。

了解!のスタンプで応えている私。

勿論泥酔していたので、サッパリ記憶に無い。

すまん、姉。

「よかったぁ、既読にならないから、呑み過ぎておうちで寝ちゃっているのかと思ったよ〜^^」

と、私のやらかしにお咎め無しの姉。

本当によくできた人である。

地下のギフト売り場で、お店と講師の方への菓子折りを見繕い、ご挨拶しに行く。

いつも姉がお世話になっていますと言うと、

「噂の妹さん!?」

と皆様快く応じて下さった。

[▲姉が作った、宮本さんとReoNaさんのタイアップ売り場。好きこそ物の云々である。他の方の作った売り場も見て回ったが、みんな愛情が感じられた。とてもよいお店。]

カフェ併設の新星堂は、この店舗だけなのだそう。

後で見せて戴いたが、CDショップには珍しく、防音などがしっかり施されているライブスペースもあった。

普段はピアノレッスンなどをやっているらしい。

店内はCDだけでなく、中古レコードから雑貨や紅茶まで取り扱っていて、見ていて飽きない。

ワークショップの先生をして下さるミヤダイさんは、普段はピアノレッスンの受付をされているそう。

はじめましてのご挨拶をして、さあ作ってみましょう、と説明をして戴く。

木で出来たリースの土台に、針金を使って様々な葉っぱを巻き付けていく。

とても良い香りがすると思ったら、ユーカリの葉っぱだった。

自然のものに触れていると、肩に入っていた余分な力がすうっと抜けていくような気がする。

しずちゃんが、

「陶芸で土を触ると心が穏やかになるよ」

と言っていたが、本当にそうだなと感じた。

ミヤダイさんは昔ブライダルの花束を作ったりもされていたそうで、分かりやすく説明して下さる上に、とてもセンスが良い。

初めてリースを作る私としてはとても心強かった。

姉は本ワークショップで3度目のリース作りだそう。

生花がドライになった時に抜けやすいので、かなりしっかり針金を締め上げなくてはならない。

クリスマスリースと聞くと優雅な耳障りだが、結構な力作業だった。

途中経過。

左が私、右が姉。

姉、すごい早い。

欲望に正直な人だからか、速攻でベースの葉っぱを使い切る姉。

ミヤダイさんに、

「のぞみさん!残りもうこれしかないからね!?」

と言われて、

「ああ〜、そうかぁ^^」

と、残り少ない資材で奮闘。

方や、先読みしまくってしまう貧乏性な私は、倹約し過ぎて後半葉っぱが余る羽目に。

すごいです、こういうのって、本当に性格が現れる。

B型で行き当たりばったりゴーイングマイウェイな姉と、A型でめちゃくちゃに几帳面な私。

両極過ぎて、本当に姉妹なのだろうかと思う時がある。

一旦休憩にしましょうかということで、姉と隣のカフェでケーキを戴く。

島宮さんが描いて下さったチョコプレート。

とてもかわいい。

こういうお心遣いって、プライスレスだよね。

本当に嬉しい。

すごくおしゃれな店内だった。

そんな中、昨日大泥酔して撮った、"99.99を呑みながら道端の壁に顔面を擦り付けている私の自撮り"などを姉に見せて大爆笑する。

勿論、撮った時の記憶は無い。

ミヤダイさんに、

「2人とも本当に仲良しなのね。お友達みたいね。」

と仰って戴いた。

たしかに、姉とは結構仲が良い。

性質は真逆なのだが、笑いのツボも、倫理観も、人に対して気を遣いまくるところもとても似ているので、姉といると本当に気兼ねなく居られる。

終始おっとりな姉と、せっかち気味な私。

姉妹だと言うと、大抵私が姉だと思われる。

お互いの性格を補完し合っているのかもしれない。


30分程休憩して、リース作り再開。

ひと足お先に葉っぱをくくりつけ終えた姉は、グルーガンという熱で溶かして固めるノリで、大きな飾りをデコレーションしていく。

私はといえば、忠実に的確に、ちまちまと葉っぱを留める作業を続けていた。

その後、私もなんとか土台の葉っぱを巻き終えた。

バランスを考えながら葉の種類を選んでいくのが、すごく楽しかった。

姉に続いて、グルーガンの工程にうつる。

ドライオレンジや、お星さまの形の木、コットンの実など、大きな飾りをつけていく。

姉妹作業風景。

途中、乾燥してきたら霧吹きでお水をかけてあげる。

生花なので、この方法で毎日お水をかけていれば、2週間は保つそう。

即ち、生きているリース。

素敵過ぎる。

最後に上部にリボンを結んで、完成。

私のリース。

わーい。

ミヤダイさんに、

「じゅんちゃん、初めてとは思えない!すごく上手!」

と言って戴けてトテモ嬉しかった。

左が私、右が姉。

バランス重視の私と、メガ盛りMAXな姉。

本当に性格が表れている。

正味3時間半。

無心になれた素敵な時間だった。

また機会があれば、是非ワークショップ行きたい。

ミヤダイさんにありがとうございましたとお礼を言って、お店を後にする。



センター北駅からは少し遠いが、地元根岸にある昔働いていたバー、PIPASへ。

せっかく横浜に来たので、久々に姉と挨拶がてら伺った。

私が働いていた当時もよくいらしていた常連のあきさんが来ていて、

「わーじゅんちゃん久しぶり〜」

と声を掛けて下さった。

オーナーの根岸さんも元気そうで何より。

PIPASはお酒も美味しいが、フードが本当に美味。

ポテトのアイオリソース和えがトテモ好き。

にんにく風味のマヨである。

最and高。

昨日大量に、にんにくのライブ感を味わった筈なのだが。

好きな食べ物を聞かれたら、にんにくと言おうと思った。

自家製スモークチーズも美味しかった。

[▲PIPASのトイレの洗面台。私がボウルの面のタイルのレイアウトをさせて戴いた。懐かしい。]


私今無職なんですよと言うとあきさんが、

「俺宝くじ17億当たってるはずだから、それでパフェ屋さん開業して雇ってあげるわ。」

などと、なんとも酒呑みらしい戯言を言ってくれる。

街並みは変わってしまっても、ここだけは通っていたあの頃と全く変わらなくて、すごく安心する。

毎晩毎晩、くだらない話で盛り上がって、呑み過ぎて、カウンターで爆睡したなあ。


「じゅんちゃんもう30超えた?」

と根岸さんに聞かれた際、私が働いていたのがちょうど10年前くらいだという話題になり、ビビった。

ひえぇ。

そんなに経ったんか。

大学生時代だから、確かにそのくらい経っている。

歳の自覚が無さ過ぎる。

23時間くらい前まで、泥酔して高円寺の壁に顔面擦り付けてたし。

こんな31歳は嫌だ、を地で行っている。

それに対して、危機感がゼロな私。

不穏さしか無い。

根岸さんから、

「見た目全然変わんないねー。」

と言って戴き有難い限りだが、中身はちょっと成長した方がよいのでは等と思いつつ。

昨日は瓶ビールとマリブコークLサイズ、紅茶ハイLサイズを呑んだ。

PIPASに向かっている途中、胃液が口に込み上げアセトアルデヒドが分泌されている感覚がめちゃくちゃしたが、ビールをひと口呑んだら治った。

これぞ、迎え酒。

最近レモンを買ってきて、市販のレモン酎ハイに入れて呑んでいるという姉。

普段あまり呑まないのだが、

「彼氏と喧嘩して自棄酒したぁ〜」

と言って、空になった大五郎的な焼酎ボトルを部屋に転がしていた事があったので、実はこの人めちゃくちゃ酒呑めるのでは、と思っている。

タバコはハイライトのメンソールだし。

ほんわかしているようで、腹の底は図太い。

さすがは私の姉上。


終電より前に帰ろうと思っていたのだが、積もる話もあったりで最終電車の時間に。

大して酔っていないので、居眠りもせずに新高円寺に到着。

電車を降りたら、偶然ホームにナベジさんとちまさんが。

わあああ!と挨拶する。

びっくりしたあ。

サンタさんから、年末のクリスマスプレゼントかしら。

乗り換えの一瞬だったけど、嬉しかった。

会いたいなと思ってた人がたくさんいるけれど、気付けば今年ももうあと1週間だもんね。

ミヤダイさんに戴いたドライフラワー。

モコモコしていてとても可愛い。

香水に刺しておくと香りが広がる上にインテリアにもなるとの事。

どうやって飾ろうかな。

楽しみ。

私のリースの裏側を見ると、針金の留めてある場所がこわいくらい均一に揃っている。

姉の裏側の針金は、もっとあっちゃこっちゃしていた。

「指2本分くらいずつ、ずらして留めていってね」

とミヤダイさんに言われた事を忠実にやっている。

良くも悪くも、性格出過ぎでしょ。

「裏側くらい、もうすこし気を抜いてもええんやで」

と我ながら思った。

飲酒時の不真面目さとテキトーさを、通常時にも分散してあげて欲しいと心から思う。


最近寒くなったせいか気分が落ちしたりしていたけれど、姉のおかげですごくリフレッシュできた。

ありがとう、ねえね。

とても楽しい1日でした。

皆様、暖かくして、よいクリスマスを。