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過去のBiSゾンビが出会った最新最高の第3期BiS

2020.12.25 10:55

 2019年5月・第2期BiSの突然の最期を無念に見届けながら、研究員は各々の道に散り散りになってしまった。推しのグループやソロに行く人、違う界隈に行く人、完全に他界する人…もぬけの殻状態の俺はどうしようか、と悩み、他の世界を見て歩いたりした。楽しかったけど、結果的に言うと自分のココロの隙間を隅まで埋めてくれるグループには出会えなかった。

 2期BiS解散の時点で、新しく【第3期BiS】が出来ることは決まっていたので、初代でBiSに出会い、解散して一旦離れたものの「もう一度BiSを始める」とスタートしたBiSHにハマり、2期BiSスタートがしてそこでもどハマりしたから多分気に入るだろうな〜と漠然と考えていたけど、経験のないメンバーがゼロから創るグループに自分の琴線が触れる確証なんてなかったし、逆に期待のハードルが上がってしまって気に入らなかったらどうしようか、と期待と不安な半々なキモチで3ヶ月ほどずっとモヤモヤしてた日々でした。

 2019年8月・ついに待ちかねた5人の3期BiSがお披露目になった。最初の何日かは仕事で観れなかったけど、Twitterでは概ね良い反応だったので、現場に行ける日まで楽しみに待っていた矢先に1人脱退するという青天の霹靂が…BiSらしいスタートだなwとか半分笑いながら思っていたけど、まだ人前に出るのが間もない娘たちがいきなりの人数変更で、フォーメーションやパート割りをリセットして中野ヘビーシックの初フルライヴ。いくらなんでもマトモなステージは厳しいだろう、とアタマをよぎってしまった(今思うと、この時のナメてた自分をボッコボコに殴りたいw)

 期待より不安が大きくなった状態でヘビーシックに入り、その状態のままBiS【マネージャー】(あくまでWACK代表ではなくマネージャーって言うの、凄く好きです!)の渡辺さんの前説を迎えた。そこで渡辺さんは「今日ここでBiSを観たんだと自慢出来る様にこれからやっていく」とハッキリ言い切ったのを目の当たりにして、そこから自分のモヤモヤが晴れて言ったのがはっきりわかった。

 間髪入れずにステージがスタートし、いきなり1曲ほぼ通してスクワットをするThousand cricketsを3連続ぶちかまされて一気に世界に引き込まれ、みるみるうちに汗だくを通り越してビチャビチャに汗で濡れていくメンバー&研究員。デビュー間もない上、急なメンバー脱退&フォーメーション変更&パート変更をした事なんか微塵も感じさせない恐ろしい程の完成度…息をも付かせぬまま最後はSTUPiDの3連続で完全にアタマをハンマーでぶん殴られた様なトランス状態になってあっという間にライヴが終わった…いや、終わってしまっていた。

 気づけば本当に無我夢中でライヴに「最新で最高のBiS」に魅せられていた。いままで不安に思っていた事が全てバカバカしくなる位ほどに!

 ヘトヘトでヘビーシックの階段を上がり、へたりこんで、やっと俺の居場所が出来たんだ!と思えたら涙が込み上げてきた…傍からみたらさぞキモい光景だったはず(汗)でもそんなことはどうでもいい、とにかくこの今の4人のBiSを精一杯応援しよう、4人のステッピングストーンに微力かもしれないけどなろう!となんの迷いもなく思って今に至ります。

 長々と書きましたが、あくまで個人的なな意見ですが…WACKの代表として、BiSHを始めとする様々なグループをプロデュースしている渡辺さんが、純粋に気兼ねなくやりたいことを投影できるグループがBiSなんじゃないかと思います。その【BiSの概念】みたいなものが初代・2期・そして今のBiSに一貫して存在していて、それは最新=最高だと僕は思っています。

 一番最初に渡辺さんと松隈さんとプー・ルイさんとでスタートさせたプロジェクトから始まったBiS…誰よりも1番BiSに拘りがあって好きなのは紛れもなく渡辺さんでしょう。その忖度なく力を注いでいるBiSが最高で無いわけはない!と僕は思ってます。WACK好きならもちろん、アイドル好きでなくてもハマるポイントはそこかしこに沢山あると思ってます。まずは「プロパガンダ」、手に取って見てください。どうかマジでお願いします!

 これからもまだまだ色んなやり方で、始まらない文化祭の準備を一緒にして行きたい。まだ先かもしれないけど、その延長線上には「光る玉ねぎ」が…

 やっぱBiSなんすよ!!

投稿者:ぬこ(べ)・マクブレイン@BiSワンマン全通民さん (@wildfuckinopen)