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ひめ壱稽古日誌ー組み立てるー@makoto

2020.12.26 10:00

みなさん、メリークリスマス。

素敵な夜を過ごしてますか?

あ、それは昨日ですね。

1日過ぎたあたりでもうツリーは下げられ、門松と鏡モチが飾られる節操のなさに、いつも何とも言えない気持ちになってしまいます。

どうも、makotoです。早くも年末ですね!


さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

今回は「組み立てる」とさせていただきました。

手を作る、手を付ける作業は習う道場や現場によって違うんですよね。


そうそう、随分と前ですが親と太秦映画村に行ったときに、たまたま福本清三劇団の殺陣ショーがやってたんです。

最前列でかぶりついて見ました(笑)

その時やっていたのは、殺陣のシーンはこんな風に作られてます、というような組み立てでした。

で、どういう風にやっていたかというと、まず最初に振りの確認をして、テストの動き(をしていたような気がする…)、そして本番。という流れだったかと思います。

おそらくすでに手はつけられていたでしょうけど、手を付けるようなシーンでは、役者さんが「私、後ろから右袈裟です。」みたいに申告しながらやってたのが印象深かったです。

あまり言葉に出してこういう風に行きますと申告しているのを見たことがなかったので。

興味深いですね。


ひめ壱では手を付けるとき、大体シンの人が付けるんですが、1対1なのか2なのかをまず決めて立って、カラミの方から動くことが多いです。

一手目を様子見で出して、シンがそれでいくか別の手を出してもらうか判断して作っています。

これもあまり見ない手法な気がします。

でも、そうやって作るので、シンをやってもカラミをやってもどういう風に動くのがよいかを考えられるし、シンは基礎に慣れれば先輩後輩関係なくできるのが、ひめ壱のよいところであり特徴だなと思います。


さて、前回のアクション稽古では私と璃空くんとで基礎稽古から組んで二人で作りました。

「ストレートを内回しで往なされて、そのまま回ってバックブローをしたい」というところだけ持ち込んで、お互いでその前後はどう出るかを練りました。

長い手の中に組み込むと面白いんじゃないかなと思いますので、よかったら見てくださいね。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。