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腸が大事?

2020.12.25 22:50

医学の教科書を見ても小腸の働きは、あまり書いてありませんでした。つまり、あまり内容が充実しておらず、どんな作用をし、何に重要なのかがハッキリされていませんでした。 しかし、最近は研究が進んで様々なことが言われるようになってきました。


私達が何かを決断する時、脳が決定していると思われがちですが、実際には脳は、その決定をする前に事前に、行動を決めようとしているということが、脳波測定でわかっています。

何かを決定しようとする前にも脳波が微妙に活動し、何かから命令を受けた後に行動を起こすというのです。しかし、それが何故起こるのかは明確に分かってはいません。 


脳科学者は、脳自体が無意識のうちに決める作用があるのではないかと想像していますが、脳からしか見ていないので、そういう答えになるのかなとも思います。 

実際には、脳以外のところから、命令を受けている可能性は否定できません。それは腸からの命令なのではないかと普通に想像できるわけです。


発生学的に行くと、脳は後付されたものであって、腸の一部であると言われています。つまり、腸の方が脳より先に作られることから腸の方が主導権があると言う説明もされます。これも本当のような誰も証明できないことなのではないかとも思います。

人間の体は腸のように筒状になっていて、そこから発生した脊髄や手、足、脳を作っているということらしいです。 


だから腸なのか? 


その真偽は私にはわかりませんが、腸だけが決定を決めているのだろうかという疑問は起こります。 もちろん、脳はないのに餌に近づいて補食しようとする生物もたくさんありますので、原始的な欲求というのは、頭で考えてから行動を起こすのではなく、腸そのものが決定権を持っていると言えるかもわかりません。しかし、それだけなのでしょうか?


疑問は尽きませんね。そういう疑問を持たないと物事は前に進まないのです。疑問は未来で知識は過去です。過去をいくら振り返ったとしても絶対に未来は良くなりません。未来を見ていないと未来は見えない。これは私の持論ですが、どれだけ歴史を紐解いても、それを変えることはできませんし、それを応用して未来を変えようとしてもうまくいった試しがありません。

もし、過去の歴史から学ぶとすると、今まで膨大な過去の歴史があきらかにされてきたのにもかかわらず人間の欲求はやっぱり変わりませんからね。それは今の社会が物語っています。別に日本だけではありません。世界中どこに行っても同じだと思います。


それも過去の歴史からわかっているはずなのに、過去の歴史を捨てきれずに議論するので本人は前に進んでいると言っていますが、根本が変わっていないので、同じところを巡っています。こういうのを六道輪廻と言います。これを超える為には、未来を向かないと駄目だろうなと思います。あくまでも持論ですから、散歩両論あっていいです。


考えるべきは現在と未来です。現在から想像できる未来に意識をもっていかないと何もはじまらないと思います。知識ではない何かを使うことでこれからの未来は決定できるのではないかとも思います。そういう時期に人類がさしかかっているような気がしてなりません。


その中でも大事なことは、自分は何が好きで何が嫌いか?

当然それは、どういう過去を持っているから、こういうことが好きという論調ではありません。つまり理性を超えなければならないということです。


原始的なこの疑問こそが未来を作っていくのではないかと思っています。そのカギは、腸から起こるのであって、脳ではありません。そして、それは腸だけにとどまるのか?

そういう疑問を常にもっていなくてはなりません。