清貧農民・杉山あきら　国会への道㊶　難工事！アプローチ開通！

先週の月曜日あたりから２週間近く、雪下ろし・雪かきの日々が続いた。
雪がやんでも近所のお年寄りからの雪下ろしの依頼は途切れなかった。
ある時、妻のあおいは、僕の目の前で、一気に滑った雪と共に屋根から転落した。が、やはり不思議と無傷だった。
ほんとに毎日、命がけである。
僕は筋肉・関節痛でボロボロという感じ。
ギター教室やラジオも中止したり、家族のクリスマスも何も準備できなかったので取り止め２７日にやるという異例の事態となった。
子どもたちは冬休みとなったとたんに、雪作業に駆り出された。
みかんを一つだけ渡され、休憩なしで、玄関までの長いアプローチの除雪を延々とやれされるという非人間的な労働条件が押し付けられた。
ブラック企業ばりのひどさである（我ながら）。
降りしきる雪の中を、立ったままで震えながらみかんを食べている姿は、哀れを誘った。
しかし苦心の末、見事にアプローチが開通したした際には、学校生活だけでは得られない喜びがあった（と思う）。