ニューロダイバーシティの教科書
「村中直人」さんの本の紹介です。
出版記念オンラインシンポジウムも開催されるようで、早速申し込みしてみました。
「発達障害サポーター’S スクール」のアカウント登録が必要ですが、興味のある方はHomeの「一般社団法人 子供・青少年育成支援協会」へのリンクボタンよりアクセスできますので無料登録してみてください。
こんな方におすすめ↓
・ニューロダイバーシティ(脳や神経由来の多様性尊重)に関心のある方
・発達障害等のニューロマイノリティ(神経学的少数者)の方に関わる支援者、教育者、ご家族、当事者
・企業や組織におけるダイバーシティ推進に携わる担当者、支援者
・個人の多様性尊重のための科学的な知見を学びたい方
・脳や神経、認知などの内的特性から人を理解する視点に関心のある方
ニューロダイバーシティの教科書【内容情報】(出版社より)
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。
はじめに
第1部 ニューロダイバーシティとは何か?
第1章 ニューロダイバーシティという言葉の基礎知識
第2章 ニューロダイバーシティに関する議論,批判
第2部 ニューロダイバーシティ視点の人間理解
第3章 脳・神経の仕組みが異なるということの臨床的理解
第4章 脳・神経の違いが生む異なる体験と文化
第3部 ニューロダイバーシティの諸側面
第5章 『教育』×『ニューロダイバーシティ』
第6章 『働く』×『ニューロダイバーシティ』
第7章 『家族』×『ニューロダイバーシティ』
おわりに 対人支援者,教育者がニューロダイバーシティを学ぶ意味