訪問介護の現状を知るために
私たちは、定期巡回サービスをおこなっておりますが、訪問介護サービスについては経験がありません。
実際に訪問してのサービスは、大差ないところと考えますが、制度的なところを分かったうえでサービスを実施しなければなりません。
社会保障審議会ー介護給付費分科会の資料をもとに学んでいきます。
これは平成30年度介護報酬改定の影響に関する調査の資料です。
訪問介護事業所ですが、
1事業所あたりの平均職員数は、常勤5.6人、非常勤11.7人。
常勤換算すると10.9人。
平均利用者数は36.3人
要介護度1、2が全体の6割を占めています。
認知症高齢者の日常生活自立度別では、自立およびⅠがともに15.1%
Ⅲ以上の者の構成比率別事業所割合では、10%未満の事業所が44.5%と最も多かった。
つまり、介護職員1人あたり3.3人の利用者様を抱えているという計算になります。
要介護度が軽い方のサービスが多いのは、定期巡回とさほど変わりがありませんね。
みどりの館の定期巡回も11人中6人。ほぼ同じですね。
認知症も軽度で、わりとしっかりとされた方が利用されています。
定期巡回は、もう少し認知症の度合いが高い感じがします。今後調べてみます。
安否確認や服薬確認が目的の方が多くいらっしゃるからでしょう。
また、居宅支援事業所のケアマネさん1人あたりの、訪問介護を盛り込んだケアプラン件数は15.3件。だいたい35名程度の件数をもっているとすると、半数近くが訪問介護を利用しているといえますね。
居宅支援事業所と同じ法人で訪問介護事業所を持っているところも多くあると思います。その中でサービスを利用していただくには、まずは実績を積んでいくことが必要でしょう。
手続き上は11月に開設許可がでましたが、実際はこれから始動することになります。
1月から、しっかりとサービスできるように準備をしてまいります。
引き続き、社保審の資料をもとに、学びを進めてまいります。