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小学校外国語授業づくり研究会

【Report】2020.12.13(日)小学校外国語授業づくり研究会テーマ別講座「小学校外国語の評価Ⅱ~2学期を振り返って~」レポート

2020.12.27 12:18

2020.12.13(日)に開催した小学校外国語授業づくり研究会のテーマ別講座のレポートです。テーマは「評価」。11月に続く第2弾です。

今回は、参加者の皆さんから事前に評価についてアンケートにお答えいただき、そのお悩みについてみんなで話し合ったり、講師から実践例などを紹介させていただきました。

スライドや資料は、オンラインサロン内で公開しています。


参加者の皆さんからの感想です。

・皆さんの評価の工夫など、大変勉強になりました。また、ペーパーテストの評価の仕方に悩んでおり、満点の扱いについて困っていたのですが、白石先生が仰っていた方法で年度当初に担任や子供に伝えていこうと思いました。

・いつもありがとうございます。学校によって、評価の捉えや共通理解も様々です。学んだことを積極的に発信していきたいと考えます。

・評価に関して、先生方がお困りのことや、工夫をしていらっしゃることを、詳しく知ることができて、大変、勉強になりました。ありがとうございました。

・評価も含めて色んな先生方のお話を聞く事ができてとても参考になりました。また、三学期にいかしていきたいと思います。

・専科の先生方との交流の場面が多くあり、話を聞くだけでとても勉強になりました。今後も日々の指導改善に生かしていきます。また、白石先生のお話もわかりやすくて、聞くとモヤモヤが晴れていくのでありがたいです。

・評価の方法・仕方は指導体制(専科・担任)によっても評価の方法・仕方が違うのでいろんなやり方を聞いて自分の学校にあったものを取り入れていこうと思いました。ありがとうございました。

・児童にフィードバックを返していくことが大切だということが分かりました。ある先生が提案していた動画に撮って発表するものは、GIGAスクール的視点につながるもので、来学期やってみたいと思いました。また、振り返りを評価に入れるのではなく、振り返って自己認識したものを、どれだけ表現や行動に移せているかを見取ることが大切だということも新たに学びました。

・今日もありがとうございました。今年度異動し、校内や周囲に英語の話をできる人がいないので、このような機会に評価について情報交換できたこと、とても有意義な時間でした。評価材は何か、その評価材をどの観点で評価するか、ペーパーテストの扱い、文章での評価ど、かなり具体的に話せました。今後のわたしの課題は、外国語の評価に及び腰な周囲の方々にどうアプローチしていくか…ということです。「他教科と同じ」「大人の英語嫌いをこれ以上増やさない」をキーワードにしているところです。来学期は、もっと早く、見通しをもっていただくよう、学期頭にいろいろ提案していきたいです。

・グループシェアの場では、それぞれの課題を共有でき、アドバイスをいただきました。まだまだ試行錯誤のところがありますが、3学期に活かしていきたいと思います。今日もありがとうございました。

・評価も2回目となり、また二学期が長かったこともあって評価材料がたくさんあったので、より、やりやすかったと感じました。また、自分のなかでのABCの基準もだいぶできてきたことも大きいです。

・白石先生のおかげで、発表は誰も原稿を読まずにできるようになりました。原稿は書くのですが、言い方や順番がちがっちゃったけど、内容は伝わった、という体験もしています。

発表の評価は、今回学んだ表現が言えているか。既習表現が使えているか。例えばfood chainであれば、何が何を食べる、を何サイクル言えたか。最後に締めのコメントを付け加えたい、ということでいくつかのことを英語でいう学習をしたので、Let’s save the animals. /clean Earth.など自分の考えを付け加えることができたか?など複数項目で総合的に評価しました。良い評価はその場ですぐ伝え、具体的に何がよかったかをはっきり、前回との比較も含めてみんなの前で言いました。表現、ペース、声、内容の工夫、効果的なジェスチャー、ポスターの完成度などです。逆に、ここはまだ改善が必要、という部分は、よかったことも含めて、一人一人に口頭で、もしくは振り返りの返事に書いて伝えました。プレゼンテーションのレベルがすごく上がってきていて、子どもたちも次の発表はどんなことをやるのか楽しみにしてくれるようになりました。これが評価することの意義なんだと感じます。もっとやりたい、次はこうしたい。ABCではなく、子どもの目に見える、感じられる成長につながること。だから、評価は大切なんだと思います。今後iPadが入れば、自分で練習を撮って改善がしたり、ビデオを編集したりすることもできるようになります。いろいろなことが可能になりそうで、授業の幅も広がっていくのが楽しみです。

・とても現実的な方法を教えていただけた。まずはざっくり付けてみて、一つ一つ検討、で十分妥当性のある評定になると思いました。ペーパーテストの評定も大変現実味のある実際の力の測り方だと思う。毎回、様々なことを感じ、学び、勉強させていただいています。ありがとうございます。

・振り返りの扱いやタブレットの活用法も具体的に分かりました!

・有意義な講座、ありがとうございました。パフォーマンステストでは子ども達にも評価を返しそれを活かすようにすること、ためになりました。しっかりしたルーブリックを作ること自体、私には大きな課題です。3学期以降、やってみたいと思います。また、名札の管理法など、思いつかなかったアイディアにも感謝しております。それと他校の先生方の取り組み、とても参考になりました。

・いろいろな評価方法があり、今後自分も取り入れてみようと思いました。また、受け持っている児童数が570名ほどいるため、日々の児童の行動観察の記録がなかなかできなかったと反省しました。行動観察メモの例を参考に、3学期はコツコツと児童のを見取って行こうと思います。今日は白石先生の言葉にずっと評価で悩んでいた心が軽くなりました。

・ビデオに撮って自分で振り返りをして改善するする方法を考えるという活動は、ぜひ取り入れたいと思いました。単元ごとに具体的に評価場面と規準を考え、その積み重ねで評価できるように取り組みたいと思います。

・三学期の課題である児童一人一人へのフィードバックの仕方を、改めて考える良い機会となりました。今回の講座で得た気付きを大切に、指導改善していきたいです。本日もありがとうございました。

・私はJTEの立場なので、直接成績はつけないのですが、相談されることはよくあり、また、将来的に専科になりたいと考えているので、今回参加させていただき色々な先生方のうまくいったことを参考にさせていただいたり、困ったことや悩みを相談することができ、大変勉強になりました。個人的には、「振返りカードは、評価の参考にするけど、基準にはしない。」というのが、目からうろこでした。業者のテストも、評価の対象としては、難しさもありますが、児童の「できた。英語はいい点数が採れる。」という自己肯定感を上げる効果もあると聞き、来年度の業者テストの導入のアドバイスのひとつとなりました。

・評価について、自分と似たような悩みを共有できたり、解決法の案を頂いたりできました。1年間たくさんの学びの機会を与えてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

・今回も参加させていただき、ありがとうございました。専科の先生方と色々な情報交換、困ったこと、悩み等、普段なかなかできないお話ができ、大変有意義な時間でした。今回の講座とは別件ですが、この勉強会で白石先生が紹介してくださった書籍が色々と役に立ちました。歌をうたうのが難しい1年だったので、代わりに書籍のプリントをウォームアップに使いました。また、光村の教科書は、使っていくうちに、教科書に出てくるキャラクターの性格や得意なことが子供たちに定着し、問題を解く際の手助けになっていいなぁと感じる今日この頃です。5年生の’I want to go to Italy.’の国を漢字で表すページも楽しんでやっていました。ありがとうございました!