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「宇田川源流」 毎年恒例【今年の10大ニュース解説】 日本のニュース編

2020.12.28 22:00

「宇田川源流」 毎年恒例【今年の10大ニュース解説】 日本のニュース編


 毎年恒例になった「今年の10大ニュース」の解説。

毎年そうであるが、このブログを始めたころ、まだ私が国会新聞社にいたころなので、2008年のことであるが、当時仲良くしていた読売新聞社の方々にブログをやっていることなどを伝え、そして、年末のこの記事に関して記事を拝借したいといって許可を得たまま、今年も読売新聞の記事をそのまま拝借して記事を書いている。

さて、記事が長いので、少し割愛させていただいたところはあるが、日本国内のニュースの10大ニュースはだいたいこのような状況になってきている。

まずはそのニュースを見てみよう。

【1位】感染拡大 緊急事態宣言

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は4月7日、緊急事態宣言を発令した。当初は東京都など7都府県が対象だったが、16日に全国に拡大した。都道府県は市民に外出自粛を呼びかけ、遊興施設や商業施設など幅広い業種に休業を要請。繁華街や駅から人の姿がめっきり減った。

【2位】東京五輪・パラ 1年延期

 新型コロナの猛威は今夏に行われるはずだった東京五輪・パラリンピックを直撃し、1年の延期が決まった。五輪の開会式は来年7月23日となった。閉幕は8月8日。パラリンピックは8月24日から9月5日まで行われる。

【3位】菅首相誕生 新内閣発足

 自民党の菅義偉総裁が9月16日、第99代の首相に就任した。連続在職が7年8か月余と歴代最長に及んだ安倍首相の後を引き継いだ。

 菅氏は2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、一貫して官房長官として政権を支えた。安倍氏の辞任表明を受けた自民党総裁選で岸田文雄、石破茂両氏を破って総裁の座に就いた。

【4位】安倍首相 辞任表明

 安倍首相が8月28日、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に辞任する意向を表明した。第1次内閣の2007年9月に退陣した際も同じ持病の悪化が原因だった。

 在職日数は、2012年12月の第2次内閣発足から連続で7年8か月余(2822日)、第1次内閣を含めた通算では3188日で、いずれも歴代1位を記録。歴史的な長期政権を築いた。

【5位】志村けんさんら死去

 お茶の間に笑いを届け、「コント王」として幅広く愛されたコメディアンの志村けんさんが3月29日、70歳で死去した。新型コロナ感染が判明してからわずか6日後の悲報で、社会に大きな衝撃が走った。

 コロナ禍では、4月23日に朝の情報番組の司会などで親しまれた女優の岡江久美子さんも63歳で死去。外交評論家の岡本行夫さんやファッションデザイナーの高田賢三さんらも犠牲になった。

【6位】「鬼滅」最速100億円

 10月16日に公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅きめつの刃やいば』無限列車編」の累計興行収入が、日本で上映された映画としては歴代最速の10日間で100億円を突破した。

【7位】全小中高 休校要請

 新型コロナの感染拡大防止のため、政府は2月28日、全国の小中学校や高校などを3月2日から春休みまで一斉休校とするよう要請した。その後の緊急事態宣言の発令もあって、休校は長いところで3か月に及んだ。

【8位】甲子園 春夏中止

 新型コロナ感染拡大の影響で、春の選抜高校野球大会と夏の全国高校野球選手権大会が中止となった。同一年の両大会中止は史上初。8月には、選抜出場予定だった各校1試合ずつの交流試合が行われた。夏の全国高校総体も中止された。

【9位】藤井聡太七段 最年少タイトル

 棋聖戦五番勝負で7月16日、藤井聡太七段が、渡辺明三冠に勝利し、タイトルを奪取した。17歳11か月での戴冠たいかんは最年少記録となる。18歳1か月となった8月に王位も獲得し、史上初の「10代二冠」を達成。羽生善治九段のもつ最年少二冠の記録(21歳11か月)を大幅に塗り替え、同時に八段昇段の最年少記録も樹立した。

【10位】九州豪雨 死者77人

 梅雨前線が停滞した影響で7月4日、九州を中心に記録的な豪雨が発生した。河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、九州5県で77人が死亡し、2人が行方不明となった。4日午前10時までの24時間雨量は熊本県球磨くま村で455.5ミリに上った。

【番外】はやぶさ2 カプセル帰還

 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが12月6日、豪州の砂漠に着地した。地球と小惑星リュウグウの間を6年で約52億キロ・メートル飛行する探査ミッションをほとんどノーミスで達成。日本の宇宙探査の技術力を世界に知らしめた。カプセル内には小惑星から採取された石や砂が確認された。

さて、このように見てくると、やはり日本の中ではコロナウイルスの影響が大きいということが見える。

【1位】感染拡大 緊急事態宣言・【2位】東京五輪・パラ 1年延期・【5位】志村けんさんら死去・【7位】全小中高 休校要請・【8位】甲子園 春夏中止とコロナ関連のニュースである。それも「感染拡大」というだけではなく、延期や中止、そして惜しい人の死というようなことが最も大きなニュースになっているのではないか。基本的には、今までも話をしているということと同じになるので、何も言うつもりはないのであるが、実際に、コロナウイルスが大きな影響を与えていたことは間違いがないということになる。

政治の話題では、【3位】菅首相誕生 新内閣発足・【4位】安倍首相 辞任表明というように首相の交代が挙げられている。もちろん、これは大きなニュースであるが、実際に、安倍内閣以前は、毎年このニュースがにぎわせていたのであり、また現在の菅内閣で言えば、あまり長く続きそうにないということが言えるのではないか。安倍内閣のような「長期安定内閣」が少なく、なぜか「ブーム」で終わってしまっているというような話がほとんどではないかという気がしているのである。あまりにもマスコミやネットの世論に振り回されすぎで、新年のようなものがあまり感じられない内閣が少なくないのではないかという気がしているのである。そのようなことは国民が見抜けるようになったのか、あるいはなんとなく雰囲気でそれらを感じてしまう人が少なくないのかもしれないというような気がするのである。

さて、そのような暗いニュースばかりではない。

【6位】「鬼滅」最速100億円・【9位】藤井聡太七段 最年少タイトル・【番外】はやぶさ2 カプセル帰還、というニュースは、日本にとって明るいニュースである。コロナウイルス禍の中でも、様々なところで多くの人が頑張り文化的または科学的な活動を得ているということではないか。

鬼滅の刃に関しては、確かにかなりすごいものである。今やどこに行ってもコラボ商品ばかりであり、今更知らないとは言えないような雰囲気になっている。もちろん、来年までこのまま続くかどうかは不明である、しかし、ある意味で日本そのものの経済を救ったとも日本人の心を救ったともいえるところではないかという気がするのである。また藤井総太七段に関しえてゃ、ちょうどそのころに愛知県の瀬戸市に行ったので、そのフィーバーぶりはすごかった。地元の町おこしともいえる存在になっており、その後テレビに映った商店街は、私が行った時よりも人が多く、すごいことになっていたのが印象的である。

いずれにせよ、日本を元気にすることではないか。

特に番外になっているがはやぶさ2に関しては、やはりすごいのではないか。日本の技術というのはやはりすごいものである。

このように考えれば、一年間様々なニュースがあったが、やはり日本はすごい国だなと思うものである。