零細向け最大百万円の『ブランディング補助金』、カウンターの採択率は百㌫

【ビジネス報道】　令和二年十二月二十四日にスタートアップ・デザイン スタジオのカウンター（代取：萱場誠）は、関西の小規模事業者を対象に『小規模事業者 持続化補助金』に特化した申請サポートとブランディング、Ｗｅｂ・ＥＣサイト制作をセットにしたパッケージ提供を始めた。

小規模事業者とは、製造業等は従業員二十人以下、商業・サービス業は従業員五人以下。同補助金（一般型）の締切りは三年二月五日。同補助金では、経営計画（事業計画書、創業計画書）を作って申込む。採択されると、一般型では最大五十万円の補助金を受給できる経産省の支援制度。販路開拓や生産性向上の取組みに要する経費の一部を支援するもの。

また採択されると別途「事業再開枠」として、補助上限五十万円までの定額補助にも併せて申請できる。補助対象は、補助率（三分の二または四分の三）を乗じた額の合計額（補助上限額まで）。こちらの対象経費は以下。

1. 機械装置等費
2. 広報費
3. 展示会等出展費
4. 旅費
5. 開発費
6. 資料購入費
7. 雑役務費
8. 借料
9. 専門家謝金
10. 専門家旅費
11. 設備処分費
12. 委託費
13. 外注費

申請書作成サポートは、申請サポート チームの提携コンサルタントが行う。ブランディング、Ｗｅｂ・ＥＣサイト制作は同社のディレクタを中心に、プロジェクト毎で最適なチームを結成。価値を最大化したアウトプットを提供する。

採択率は、三十㌫から七十㌫と予測。特別枠の人気が特に高く、間近の本年度の第三回受付分の採択率は三十㌫程度だったとする。事業計画や申請書は自社で作れるが、より計画性が高く、ロジカルな申請書に仕上げるには専門家と協同した方が確実で、採択率も格段に上がる。同補助金に係る同社での採択率は百㌫（報道現在）。

画像：㈱カウンター