小径

Fire TV Stickを買い、プライムビデオのおジャ魔女どれみを観始めた。放送当時も一応観ていたはずだけれど、何も覚えていなかったので、こんな話だったんだなと衝撃を受けながら観ている。

作中の魔法が決して壮大なものではなく、小さな世界の仄かな希望でしかないところが新鮮で良い。魔法は無敵でもなければ無尽蔵に繰り出せるわけでもない。コスチュームは変身するのではなく着替えるもの。この辺りの現実性がファンタジーを薄めているように思う。どれみが「世界一不幸な美少女」を自称することがなくなりますように。手の届く範囲の愛を大切にしたい。

今日、散歩していたら高らかに歌いながら歩く人に遭遇した。私も歌いながら歩いたら気持ち良くて楽しかった。目にする花たちがことごとくドライフラワー化していた。普段は歩かないところを歩いたら久しぶりに松ぼっくりを発見した。現れた猫と十秒ほど見つめ合った。漂ってくる甘い匂いの正体を考えるも、分からなかった。

明日で仕事納め！