厚労省検討会提言
2020.12.26 07:20
○ 地域の実情に応じた医療提供体制の確保に関しては、各都道府県において、
・ 「医療計画」を策定し、5疾病・5事業及び在宅医療ごとに、必要となる医療機能
や各医療機能を担う医療機関等を定めるなどして、医療連携体制の構築に向けた取
組を進めるとともに、
・ 「地域医療構想」を策定し、病床機能(高度急性期・急性期・回復期・慢性期)ご
とに、2025 年の医療需要と病床の必要量を推計した上で、地域医療構想調整会議に
おいて協議を進めるなどして、将来の医療需要を見据えた病床機能の分化・連携に向
けた取組を進めているところである。
○ こうした中、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、我が国の医療提供体
制に多大な影響を及ぼし、局所的な病床・人材不足の発生、感染症対応も含めた医療機
関間の役割分担・連携体制の構築、マスク等の感染防護具や人工呼吸器等の医療用物
資の確保・備蓄など、地域医療の様々な課題が浮き彫りとなっている。
○ 厚生労働省においては、まずは、足下の新型コロナウイルス感染症対応に引き続き
全力を注ぎつつ、この対応により得られた知見を踏まえ、今後、新興感染症等が発生し
た際に、行政・医療関係者が連携の上、円滑かつ効果的に対応できるよう、当該新興感
染症等以外の医療連携体制への影響を勘案しながら、新興感染症等対応に係る体制を
確保していく必要がある。
併せて、引き続き進行する人口構造の変化を見据えた上で、新興感染症等が発生した
際の影響にも留意しつつ、質の高い効率的な医療提供体制の構築に向けた取組を着実
に進める必要がある。