中学英語の大切な第1歩
こんにちは。
excelsior英語担当です。
そろそろ中学受験も大詰め。すでに滑り止め校を確実に押さえた生徒さんもいらっしゃいます。本命合格を手にするため、年末年始も机に向かい頑張ってくれることでしょう。
そして無事に志望校合格を手にし、ご褒美休暇を少し楽しんだ後、さあ、次のステップに果敢に挑もうと、希望を抱いてはじめて英語の教科書を開く人がほとんどだと思います。
ほとんどの新中学1年生が初めて出会う科目が英語です。
親御さんの中には、幼稚園の頃から英会話教室やK式教室に通わせているのに英語の成績がどうしても伸びない。挙句の果てに英語が苦手で嫌いな科目の筆頭に。どうすればいいのでしょうか?という相談をよく受けます。
例えば、当たり前ですがそれに気づき相談してくださった時期が早ければ早いほど、短期間でしっかりとしたレールに乗ることができます。
ただ、皆さんも経験済みだと思いますが、言語は「分かる」「分からない」にはっきりと二分化し、分からない人にとっては果てしなく難解な科目です。例えば数学だと、1次関数は得意なんだけど空間図形は苦手だ。というように単元ごとに全く別個のものとしてとらえ学習することができます。
しかし、英語は1本の道筋しかなく、その階段を1歩1歩着実に上って基礎を確固たるものにしていかない限り、上に積み重ねていくことは不可能なのです。
私自身、英語講師として塾講師を経て個別指導に移行をしましたが、個別指導生徒数はすでに200人を超えています。特に、高校入試に特化した授業も行い、卒業生の多くが海外の大学に進学したり、中高の英語教師となっています。うれしいことです。
そんなみんなが口をそろえていってくれるのが、「英語だけは特に受験勉強をしなかった。その分他の教科に時間を充てることができた。」という言葉です。
近年は、中高一貫校の生徒さんも増え、学習スピードが速すぎ、文法がいい加減のまま何とかこなしているが、根本的な文法解釈は適当だという人が増えました。このままでは、大学受験で英語が足かせとなるのは目に見えています。
高校生の場合は、自分の現状にいち早く気付き対処法を模索しますが、中学生の場合は、そこまでの学習欲もなくだらだらと手遅れ状態を招きかねません。そこでご父兄にお願いしたいのは、中学生のお子さんの英語を親目線で危ないと感じたとき即座に対処してあげてほしいということです。
英語は最初の1歩が大切です。
英語の階段を順調にを1歩1歩上っていくことが大切です。
世界共通言語である英語はできて当たり前の世の中なのです。