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清華社通信

王遠平総書記が釣魚有事戦勝祝賀観艦式に出席

2020.12.30 04:22

 11〜12月に行われた釣魚有事の完全な戦勝を祝賀するにあたり、王遠平華共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は29日に上海近海で実施された釣魚有事戦勝祝賀観艦式に出席した。

 王総書記は12時40分頃、上海港に到着。勇壮な楽曲が流れる中、王総書記は海警局と海軍による儀仗隊を閲兵後、観閲艦に乗船した。13時頃、観閲艦が観閲海域へ出航した。王后才武警少将が観閲を受ける部隊の準備が完了したことを報告。王総書記は観閲開始の命令を下した。

 観閲を受ける艦艇は艦船の等級毎に分れ、また有事に直接的に参加した海警局艦隊は鹵獲した日本海上保安庁の巡視船「しきなみ」を携え、波をけたてて登場。15時頃、観閲艦は針路を調整し帰投した。

 王総書記は戦勝に寄与した全将兵に手を振って挨拶した。海警局艦隊各長は観閲艦の後部甲板に着席して参加した。15時半頃、「当那一天来临」の曲が流れる中、釣魚有事戦勝祝賀観艦式は滞りなく終了した。

 観艦式の中途、王総書記は鹵獲した日本艦船を指差し「我々の海警局はもはや第二の軍の如く、中華の核心的権益保護とその拡張に寄与している。2020年代の間に我が精鋭戦力は世界海軍としての地位を確立し、海警局は自国防衛の海軍として機能するようさらに拡張していかなければならない」と語った。