デジタル終活しておかないと、〇〇payなどのプリペイドマネーが消えてしまうかも?!
令和8年3Gガラケーはスマホに完全移行。何が危険?!
「3大キャリアが、こぞって3G回線をやめるそうです」
現在総務省「令和元年通信利用動向調査」をもとにデジタル遺品を考える会で作成した資料によると、60代の64.7%が、70代の33.8%が、80歳以上11%がスマートフォンを使用しているそうです。
スマートフォン利用者の大半がLINEユーザーで、現在LINEの発表によると国内ユーザー数は8400万人とのこと。
日本国民は約1億2600万人であることから、日本人の約60%がLINEというSNSのユーザーということになるそうです。
ということを踏まえて冒頭の文章
「3大キャリアがこぞって3G回線をやめるそうです」
つまりはau(CDMA IX WIN)2022年3月末を手始めに、ソフトバンク(3Gサービス)2024年1月下旬、NTTドコモ(FOMA iモード)2026年3月末で3G回線をやめるそうです。
3G回線のサービス終了に伴い、多くのフューチャーフォン(通称ガラケー)が使えなくなります。
携帯電話を保有している方は全てがデジタルデバイスを使用することとなり、デジタル遺産を保有することになります。
2018年頃から台頭してきたQRコード決済サービス(〇〇pay)。LINEもLINE Payという事業を行なっており、最大100万円チャージできるとのこと。
デジタルデバイスの代表格であるスマートフォンは個人情報保護などの観点からパスコード、指紋認証、顔認証などの認証システムにより本人以外に開くことが困難となっています。
親しき中にも礼儀ありということか家族にもスマートフォン内部を開示しない方が便利な社会です。
しかし亡くなった後はどうでしょう?血族の意思が強い日本では、相続などの観点からもそれは足かせとなるのではないでしょうか?
お父さんのスマホが開けず、多分LINEはやっていたと知っていても、LINE Payサービスをやっていた事実に気が付かない。想像できない。
スマホが開けないから携帯電話を解約するのは一般的なのかもしれませんが、LINEは携帯電話の番号がその登録条件となっているSNS。
解約とともにLINEのIDを消失し、LINE Payに入っていたはずの100万円が確認すらできなくなり、放置される事態に陥る。
これから情勢上デジタル遺品は増加します。
デジタル遺産こそ終活に値するコンテンツかもしれません。
自分でデジタル終活し、残される方々と共有することで問題を事前に回避できるのではないでしょうか?