令和2年の大祓神事を斎行いたしました
2020.12.28 23:00
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
令和2年12月28日の17時より、三谷八幡神社にて年越の大祓(おおはらえ)神事を、謹んでご奉仕申し上げました。
「大祓」とは、私たちが生きる中でその身に背負ってしまった「罪穢れ」を、6月末と12月末の半年に一度、神様の御力で祓い清めていただく大切な神事です。
「罪穢れ」とは、意識的なものから無意識的なものも含めた「善くないもの」であり、すべての人が必ず背負ってしまっています。
人に迷惑をかけたり、誰かを困らせたり、自分勝手な振る舞いをして傷つけてしまうこともあるでしょう。
また、心の中に芽生えた気持ちの中でも、乱暴な感情や落ち込んでしまう感情などは、どこかのタイミングでリセットすることが必要になりますよね。
目には見えないかもしれませんが、それらは純粋な心を汚してしまうものですから、神様にお願いして綺麗にしていただくことが必要になるのです。
当日は、氏子総代会の皆様もご参列をいただき、皆様からお預かりした形代(かたしろ)・人形(ひとがた)を、神職が御神前にてお祓い申し上げました。
さらに、神事の中では宮司が大麻(おおぬさ=お祓いをする道具)を用いて、氏子地域の四方八方をお清めいたしました。
年末に心身をリセットして、皆様が清々しい心で新しい年の始まりを迎えられますよう、心よりご祈念いたします。
なお、12月31日には22時より古神札焼納祭と、23時より除夜祭を斎行いたします。
皆様も、お体を大切にしながら、良い年末をお過ごしください。
三谷八幡神社 社務所