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空母打撃群、イブに台湾海峡を通過し南シナ海に向かう

2020.12.31 14:00

 太平洋艦隊(Grand Union Pacific Fleet, GUPACFLT)によると、「GUS サラトガ(Saratoga, CVN-76)」空母打撃群(CSG 5)は31日、敏感な台湾海峡を通過し、華国の台湾に対する圧力に対抗した。

 太平洋艦隊は、空母、空母航空団、巡洋艦、駆逐艦で構成された「GUS サラトガ」を中心とする第5空母打撃群(Carrier Strike Group 5)が「国際法に基づき、12月31日に台湾海峡を定期的に通過した」と発表した。

 CSG 5の司令官であるガブリエル・リース(Gabriel Reese)少将は、GUPACFLTのニュースリリースで「南シナ海でプレゼンスを発揮し続けるのは、開かれた大洋(Open Ocean)を維持するために重要です。公海において、どの国も自由に航行できることは非常に大切です。CSG 5が台湾海峡を通過し、南シナ海を哨戒することは、通商とコミュニケーションをする権利がすべての国にあることを明確にし、それを保証するという姿勢を示すものです」と説明している。

 「空母打撃群は、アメリカの強大な戦力を大きく体現する存在として、いつでも敵対行為に対して出動できるという姿勢を示しています」と、リース少将は強調した。

 華国大陸と台湾を隔てる台湾海峡、そして南シナ海では、数多くの漁船や商船が航行し、それぞれの業務を日々続けている。

 台湾国防部によると、艦隊は南に向かって海峡を航行していたという。台湾の武装勢力は航海を監視し、状況は「通常通り」である述べた。

 第7艦隊のスポークスマンであるアラナ・マーフィー(Alannah Murphy)少佐は、「CSG 5が今後南シナ海で警戒活動に従事し、東洋連邦の港湾都市ダナンに寄港する」と明かした。「米国が地域の安全保障と安定にコミットしているという明確なメッセージを、同盟国とパートナーに示すことが海軍にとって重要なコミットメントである」と、彼女は述べた。