年頭に願うこと
明けましておめでとうございます。
全国で寒波のため雪模様のところが多いと天気予報で聞いていましたが、幸い大阪は元日、2日とも穏やかな天気に恵まれ、2021年の始まりとしてはよい出だしのように思われます。
元旦は朝一番でいつも近くの神社に初詣に行きますが、例年と違って今年はごく普通の神社でさえ参拝客が多く、お詣りするのに行列ができていました。午後から参拝した人はもっと長い行列だったそうです。
いつもは正月期間中は海外旅行や帰省する人たちが今年はできなくなって、自宅で正月を過ごすための現象と思われます。正月を家で過ごすというのは子どもの頃は当たり前のことで、正月は静かな日々という印象だったのが、いつの間にか元日から店が開いて、人が元旦から動くことに慣れてしまっていました。
昔に戻るということではないにせよ、これまでの変化に気づかされる機会が増えています。
まだまだcovid-19の状況は治まりそうにないですが、ワクチン接種も始まり、少し変化の兆しが見え始めています。とはいえ、終息までにはかなり時間がかかりそうです。
周囲の環境がどのようなものであれ、必要以上に心配や恐れを持つことはかえって望まない方向への現実化が進んでしまうように思います。一人一人が自分の内側としっかりつながって地に足をつけて落ち着いていることが今一番必要な気がします。
2021年が皆様にとって健やかで、明るい日々でありますように。
世界が美しいと、そして我々はそれをもっと美しくできるということを多くの人が気がつく年でありますように。
子どもたちが守られ、愛され、夢を持ち続けて笑っていられる年でありますように。
我々の内なる輝きが外に表現されていく年でありますように。
自分の内なる愛と慈しみと優しさを我々が常に気づいていられる年でありますように。
「天に在るように地に在る」日々に一歩でも近づける年でありますように。
全てに感謝です。
元旦の空。とてもきれいでした。
神社の梅が一輪、咲いていました。