モノと情報の流れ図
2021.01.03 10:37
1.概要
(1)品質向上のための現場改善は、管理・監督層が日常業務の中で、異常や変化点に気づきそこから派生する問題の大きさを予測し原因究明と対策を講じます。
(2)モノと情報の流れ図を作成して、その流れが阻害されている場所(工程)を特定します。(3)原因はすべて、品質管理のしくみの問題として捉え、ルール(手順書・業務マニュアル、フロー)がどうなっているのか?現状とのGAPを認識することが出発点になります。
(4)ミスの発生は、「氷山の一角」であり、その下に隠れている管理の悪さが原因となっています。
(5)そして、発生した問題は、ルールの有るのか無いのか?それを守っているか?の「ルールの原因フロー」によって原因を特定します。
2.モノと情報の流れ図
管理監督者は、日常管理業務を通じて、現場で自らの目で、モノと情報の良い流れができているか観察し、診断しなければならない。
管理監督者は、異常、変化を捉え(気づき)、派生する問題を予測し、管理上の原因を特定する。
・異常、変化を捉える(QCDS)
・そこから派生すると考えられる問題を予測、特定し影響度を分析する
「納期遅れが頻繁に生じる」、「お客様からのクレームが多い」などの異常や変化点に着目した場合、その要因は何か?どの工程で生じているかを洗い出す。要因はいくつも考えられるため、グループでディスカッションしながら、項目を挙げていく。
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