【書評:75点】『人生を変えるモーニングメソッド』
2021.01.03 11:29
書評
本書は著者であるハル・エルロッドに大きな変化をもたらした朝の習慣について書いてある。
その朝の習慣とは以下の6つだ。
①瞑想
②読書
③アファメーション
④イメージング
⑤日記
⑥エクササイズ
本書には、上記の6つを行うことによって得られることについては書かれているが、なぜ上記の6つに効果があるのかについて根拠は書かれていない。
そのため、瞑想やアファメーション、イメージングといった言葉にスピリチュアルなイメージを抱いてしまう人もいることだろう。
それらの根拠について詳しく教えてもらえなければ行動に移せそうにないというのであればこの本はおすすめしない。
しかし、自分を成長させるために何から始めたらよいのかがわからない人にはこの本はおすすめである。
上記のモーニングメソッドに取り組む習慣ができれば、少なくとも毎日を同じこの繰り返しで終わらせることはなくなる。
少なくとも昨日の自分よりは一歩前進することができるのだ。
上記の内容についてよくわからなくても問題ない。
本書の中でそれぞれ丁寧に取り組み方について説明してくれる。
「自分を成長させたい」
「すこしでも良い方向に変わりたい」
「朝からバリバリ活動できるようになりたい」
そういった人たちにはぜひ読んでもらいたい1冊である。
ピックアップ
人生を変えたいなら、まずはいつもと違うことをしなさい
ベッドに入る前に「睡眠時間が足りない、翌朝は疲れている」と言い聞かせている限り、その通りの気分になってしまう
新しい習慣を定着させるのに失敗するのは、ほとんどの人が「正しい」も何も、そもそも「戦略」を持っていないから
足を前に出し続けている限り、前進し続ける限り、いつか必ずゴールにたどりつく
お知らせ
新しいことに挑戦しようとしているあなたにぴったりの名言があります。
こちらの記事からどうぞ。