「誰かを責めるのはもうやめて」
こんばんは、松本佳奈です。千葉県木更津市の里山で、0歳&2歳の子育てをしながら作詞作曲したり歌を歌ったりしています。
え…年明けてもう3日経ったの?
(記憶無し)
年末年始だけれど、ぴったんくん(夫)は通常通り仕事でいないので、長男おもち(2歳7ヶ月)と次男ベッカム(0歳4ヶ月)とびっしり過ごしたここ数日でした。
あ!年賀状プレゼント企画、たくさんのご応募ありがとうございました!嬉しい!!(応募全くなかったらどうしようかと、ヒヤヒヤしてた…)今日抽選しますので少々お待ち下さいね〜!
大晦日は実家の母と久しぶりに連絡を取る。
「行きたいところある?」と聞いたら「海が見たい」とのことだったので、鋸山方面まで南下しました。
晴れ渡る大晦日。波は荒く、空も海もギラッギラに輝いていた。けれど夏のそれとは違って空気はキンと冷え、5枚重ね着しているのに震えるほど寒かった。日向と日陰の温度差がすごい。
「これなあに?」
…私もわからない。なにこれ?(笑)
空が抜群に美しいってだけで、忘れられない1日になるんだなあ。
母とは、会う度に価値観の違いを感じて、心がモヤモヤしたり傷ついたりすることが多かった。けれど年々、楽になってきている。わかり合うことを諦めたら、途端に楽になった。「私を理解してもらうことを諦めた」とも言えるのかもしれない。
私は、自分のことを理解してほしかったし、自立していることを認めてほしかった。今もその気持ちはある。
「そっかそっか」
に尽きる。
「理解してくれない母ひどい」でもなく、
「認めさせたい」でもなく、
「どうすれば理解してもらえるのか」でもなく、
ただただ「そっかそっか」と、自分が自分の話を聞いてあげるだけでよかったんだな。
私は自分の気持ちを曲にして歌うことで、この、「そっかそっか」を無意識にやってきたのかもしれない。
根気強く、同じ話を何度も聞いて、モヤモヤドロドロとしていた気持ちを濾過して濾過して、10数年経って今、だいぶサラサラになったなあという感じ。それはこの10年間の私を見続けてきてくれた長年のファンの方には納得の変化なのかもしれません。(長年のご愛顧サンキュー!笑)
自分の気持ちを、自分から取り出して眺める。「へえ、あなた今、そう思ってるのね」をひたすらアップデートしていく。悲しいことは悲しいまま、楽しいことはたのしいまま、丸ごと眺めていく。「そっかそっかー」
それを繰り返すことで自分が整理されて、物の見方が変わってくる。他人を責めなくて良くなってくる。他人を責めていた分のエネルギーを、人生を味わうことに費やせる。
気楽に生きよう(笑)
そんなことを考えた年末でした。
ではでは、今日も穏やかな1日でありますように。愛を込めて!
松本佳奈