お神酒の口 お正月の伝統工芸品
2020.12.30 00:28
お神酒の口(おみきのくち)は、お神酒すずとも言い、松飾りとともに歳神様や神棚のお神酒徳利にさして飾る縁起物の竹細工です。
かつては全国各地に見られる風習でしたが、現在は、松本の他、数カ所にしか残されていないそうです。
このお神酒の口の製作習俗は、平成10年に国の選択無形民俗文化財に指定されました。
いろいろな種類の形があります。
↑「宝船」
↑「五葉松」 「二階松」
松本城公園内の松本市博物館で、展示・販売されています。
松本市博物館には、昭和30年以前に製作されたお神酒の口のあり、国の重要有形民俗文化財に指定されている物もあるそうです。
松本市博物館には、その他に、押絵雛、七夕人形、みすず細工、松本てまりなどの松本の工芸品の展示や販売もありますので、松本城を観光する際にはお勧めです★
館内は、フラッシュを使用しなければ写真撮影可だそうです。