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サクラス・インターン通信

12月学生インターン・キャプテン鼎談

2021.01.05 11:15

サクラスのインターンには3つのチームがあり、チーム編成とキャプテンは毎月変化し、月ごとにKPI(業績指標)を競い合っている。

 本稿では、12月のチームキャプテンを務める、古賀さん、西さん、葛西さんの3人の鼎談の様子をお送りする。

ーー皆さんは、12月のキャプテンということですが、12月も半分が過ぎました。ここまで

の戦いを振り返っていかがですか?


古賀(チームK2): 序盤に大型案件を任せていただくことができ、かなり優勢と思ってましたが、今はチームNに抜かれています。任せていただいた大型案件の納品をしっかり行っていくのは勿論ですが、後半はより積極的に点を取りに行く姿勢でいこうと思います。


西(チームN): 序盤は確かに古賀さんのチームのポイントが多く、焦りはありました。うちのチームはメンバー数も1人欠員した状態でのスタートでしたし。ただ、直近で大きな案件をいただいたので、守り切っていきたいと思います。


葛西(チームK): 正直、僕のチームは最悪なスタートでした。初めてのキャプテンにも関わらず、朝礼を2回欠席したことはチームに申し訳なかったと思いますし、チームで担当している大型案件で、新人メンバーのフォローもうまくできていませんでした。それがポイントの差にも表れてしまっていると思います。



ーー前半戦、特に印象に残っているシーンはありますか?


古賀: 一番印象に残っているのは、チームメンバーの田中さんから広告の権限について質問を受けたシーンです。私は日頃から、メンバー同士が立場関係なく助け合ってチームの利益になるような関係を築けると良いなと考えているのですが、田中さんが私に質問をしてくれた時、そんな私の理想の関係がチームメンバーである田中さんに伝わったのかなと感じ、嬉しく印象に残っています。私自身も「キャプテン」という立場に甘んじる事なく、他のメンバーから学び取る姿勢でいます。

古賀 夕愛(こが・ゆうあ)

11月は育成枠ながら月間MVPを獲得、12月からはチームK2を率いるキャプテンを務める


西: 先日、初めてのGoogleのキーワードリストを作りました。初めての作業だったので手探り感があったのですが、メンバーの粟根さんがサポートしてくれた事で、無事に作り上げることができました。

今まで、仕事について他のメンバーに聞いたり頼ったりするという経験があまりなかったので自分としても新鮮でしたし、ひとりで抱え込まず、時にはメンバーに頼る、という事はチームとしてとても良い経験だったなと印象に残っています。


葛西: チームKの出来事ではないのですが、今のインターンのチームで広告事業以外にも活動の幅を広げていく、という話が印象に残っています。実際に今月からチームKでは渡邊くんが広告以外の業務にチャレンジしていますが、サクラスのインターン全体でも、今後の活動の広がりが楽しみです。



ーー前半は課題もあったと思いますが、後半戦は、どのように戦っていきますか?


葛西: 前半戦の課題がまだ残っていると思うので、そこを修正しつつ戦っていきたいです。まずは、チームメンバーの担っている業務を把握する事を意識して、あとは、前半戦と比べて自分に少し時間ができたので、自分の得意分野では積極的にサポートに入っていきたいですね。のんびりしていてはチームが負けてしまうので、チャンスがあれば取りに行く、キャプテンとしてメンバーのフォローに回ってチームに貢献できるようにする、というのが目標です。


西: 私のチームは、後半戦からひとりメンバーが増えて3人になる予定なので、前半戦と動きは変わってくると思います。3人体制で全員がそれぞれしっかりと結果を残す事ができれば、後半戦はかなり有利な展開が期待できそうです。

西 香織(にし・かおり)

4月・8月度月間MVP。11月はチームNを率いて優勝に導いた。2019年11月入社。


古賀: 今現在はチームメンバーの案件数にばらつきが見られるので、新しい案件が見えてきたらバランスよくなるよう調整していきたいですね。このままだとチームNに負けてしまうので、広告以外の業務などで小さなポイントを積み重ねつつ、大きな案件が来た時のために体制を整えておきたいです。



ーーそんな後半戦ですが、鍵を握る選手を一人挙げるとすると、誰でしょうか?


葛西: 渡邊くんですね。とても堅実に仕事をこなす人なので、現在広告事業以外にチャレンジしている彼の活躍に期待しています。


古賀: 村下さんです。前半は案件が少なかった事もあり能力が活かせず勿体無いなと感じたので、後半戦で大きな案件が来たら彼女に担当してもらいたいです。


西: 藤井さんです。彼女は後半戦から私のチームに加入するので、その活躍が後半戦の鍵となるのではないかと期待しています。



ーーなるほど。それぞれのチームのキーマンがどのように活躍するのかも見どころですね。


最後に、チーム戦や広告事業から少し話を広げて聞いていきたいと思います。

まず、サクラスで働いていて面白い所はどこですか?


古賀: 「ビジネスアスリートであれ」という言葉通り、学生インターンという立場ではあるものの、プロとしての働きを求められます。常にプロとしてのクオリティを求められるので、クオリティを上げるべく自分で試行錯誤するのはやりがいを感じますし、自由度も期待値も高い環境で働く事ができるので、そこはとても面白いなと思いますね。


西: 私は、広告事業で扱うジャンルがエンタメである事ですかね。エンタメジャンルの広告なので、携わる作品や扱う媒体によって毎回内容に変化があるんです。もちろん過去案件が参考になる事もありますが、毎回新鮮な気持ちで取り組めるのはすごく面白いですね。


葛西: 現在チーム別対抗のポイント制なのですが、自分の担当した業務の成果が数字として反映される所がゲーム感覚で面白いです。あとは、裁量が広いぶん時に「社会人ならではの理不尽さ」を味わう機会もあり(笑)、それも非常に面白いです。



ーーインターンや自分の変化に関する事で、学校や家庭で周りの人から言われた事はありますか?


古賀: サクラスで働くようになって、母から「最近突然、いち社会人として対等に話ができるようになったね」と言われました。サクラスで働く事で、報連相など社会人の基礎的な能力が身につき、学生気分から抜け出せた事が理由かなと自分では思っています。

また、クライアントの方々とのやり取りなどを通して、社会人としての意識のようなものが生まれたなと感じます。求められるクオリティに近づけるために日々成長しなければいけないと思い、それに向かって具体的な目標を立てたり、行動に移したりできるようになりました。ちなみに、先月月間MVPに選ばれた事を母に報告したら「よかったね!」と言われました!


葛西: 友人からも親からも「楽しそうに働いているね」と言われます。無理してやっている感じがしない、と。のびのび働けているのだと思います。

僕は今大学を休学してサクラスで働いているのですが、最初は反対していた親も「好きな事をやりなさい」と今では背中を押してくれています。

僕は「出るべき所と静観するべき所」の見極めが苦手なので、それが上手に見極められるようになればさらに変わっていけるんじゃないかなと思います。人よりも「なぜ」を追求できる所が自分の長所だと思うので、そこは今後の業務に活かしていきたいですね。

葛西 賢介(かさい・けんすけ)

10月度MVPを獲得し、12月はチームKを率いる。大学は2年生を休学中。慶應志木 '19卒



西: もちろん詳細は話す事ができませんが、「広告の仕事をしている」というような大まかな話は親も知っていて、私の仕事にかなり興味を持っているようです。母はこのブログも読んでくれているようで、ブログを通してメンバーの事も把握しているほどです(笑)

チーム内でのキャプテンとしての上手な立ち回りやリーダーシップの取り方ができるようになった事は、自分の中で大きな変化ですね。

中高時代、学級委員を務めたりもしていたのですが、当時は「とりあえずみんなの意見を聞く事が一番丸く収まる」と思っていました。しかし、サクラスでキャプテンを務める事で、意見を聞いて「まとめる」だけがリーダーじゃないんだなと気づきました。

「事なかれ主義」ではない、一歩踏み込んだ人間関係を築けた事は大きな成長だと思います。



ーー最後に、今年もあとわずかですが、年内の意気込みをお願いします!


古賀: 現在、ポイントで西さんのチームにかなり負けているので、どうにか上回る事ができるよう、しっかりと対策を考えて後半戦に臨みます!


葛西: 「最後まで諦めない」というのはもちろんなのですが、もし今月勝つ事ができなかったとしても今後の成長に繋がる経験となるよう、限られた時間でベストを尽くします!


西: 今は一応3チームの中でトップなので、このまま浮かれる事なく守り切りたいです。チームには新メンバーの藤井さんが加入したので、業務はもちろん、サクラスの雰囲気にも慣れてもらえるようサポートできたらなと思います。



(書き手)濱島美都(共立女子大学 家政学部 食物栄養学科3年)