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Oimachi Act./おい街アクト

誰にでも振りかかってくることがありうる。子供は平気でウソをつくから

2021.01.06 03:00

自分の子供は可愛い。

自分の子供をいじめる奴は天敵だ。

同じ園の仲間の子供でもあろうと、大人で

あろうと、保育士であろうと、親は戦って子

供を守ろうとする。


よくある話が、子供同士の小競り合いを目

にした瞬間で、物事の判断、善意を決めつ

けてしまうこと。


最初にたたいたA君。それをやり返したB君。

そのB君がやり返した場面を見た大人は

B君を責める。

仕掛けた方をカン違いする。


A君は「僕が先にやった」と言い出せないこ

とが多い。

ズルいのではなく、言えないのだ。

B君は一方的に悪い子として罰せられる。

B君も、A君が先にやったから、と言えないこ

とがある。

子供だからだ。


この不条理と戦う力がまだ、子供には備わっ

ていないのだ。

こんなことが日常茶飯時、起きている。


子供はウソを平気で言うし、ウソをついたと

言う勇気もない。

事の重大さが解からないし、ウソをつく罪悪感に苦しむこともないのだろうから。


さて、この映画「偽りなき者」は、少女の軽い一語が、小さな町で一人の先生を憎悪の渦に巻き込み、大騒ぎになる。


名優マッツ・ミケルセンが、この村八分の役を好演する。

「007/カジノ・ロワイヤル」で悪役を演じ、一躍、世界的な名優として認められた演技派だ。

彼に対する憎悪がやがて、晴れたようで晴れないが、田舎街の人達は表面的にはいい顔をして、影では悪口を言っている。

そうして田舎街の人は結束する。

どうしても悪人は一人必要で、誰かがえじきになる。

彼は無実であるというような風が流れてくるが、彼はクロであるという風も流れる。

最後は…???

マッツ・イケルセンを覚えておいて、彼の出演作品を観ることをススめる。




映画「偽りなき者」

(2012年デンマーク作品)

監督/トマス・ヴィンターベア

出演/マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン/他