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Le Rayon Vert.

2021.01.05 15:00

Naoyaです。

昨日は二十四節気の23番目、小寒でした。二十四節気のサイクルは、次の大寒でいよいよおしまいです。小寒は「寒の入り」と言われるタイミングです。小寒から立春の前日までのひと月を「寒の内」と呼び、一年でもっとも寒い時期へ突入しました。

2020年12月は宇宙的にいろんな動きがあって、なんだかとても賑やかというか騒がしい感じがしていましたが、クリスマスも大晦日もお正月も過ぎた今、すべてのことが遠い過去のよう。

2021年「宇宙詠みチャート」の販売も終了しました。今回で4年目となりましたが、自分の中での一年のサイクルに組み込まれた行事のようになっていて、それが終わったことでホッとしているところです。

世の中は例のウイルスの問題、そこから発生する二次的、三次的な問題がどんどん深刻になっていますが、過剰な報道に耳や心を傾けないようにしています。自分の中に静寂のようなスペースをつくりながら穏やかに過ごしたいと思っています。ウイルスを無闇に怖がっていても仕方がないこと。注意すべきことをきちんと押さえつつ、今やるべきことをやるしかないと落ち着いて考えています。

先日、神奈川の寒川神社へ初詣に行ってきました。いつもなら激混みで参拝もお札を買うのも長時間待っているのですが、今年の人出は本当に少なくて、信じられないくらいスムーズに参拝することも、お札を買うこともできました。

今回、最寄りの宮山駅から寒川神社へ向かっている最中、橋を渡っているときに太陽のエネルギーを強く感じました。今まで何度も通っている道なのに、僕の歩いている道をくっきりと太陽が縁取るかのような感覚がありました。そして橋の下の川に反射した太陽の光が、どことなく緑色に見えたような気もしました。冬の太陽に緑色を感じることが、僕はたまにあります。

寒川神社は夏至、冬至、春分、秋分のときに太陽が神社の真上を通るのですが、神社の周りに高い建物がないので、太陽のエネルギーを至るところで授かることができる場所につくられているんだなぁと、改めて思いました。

寒川神社を始めて訪れたのは、ちょうど40歳で厄年に入るときでした。前厄のお祓いのために知人がおすすめしてくれたのが寒川神社だったのですが、茅ケ崎駅から初めて乗った相模線に揺られて宮山駅に着いたとたん、物凄い土砂降りでした。靴がずぶ濡れになるのを覚悟で傘をしっかり握りながら、神社までなんとか辿り着き、ご祈祷を受けて境内に出たら、雨はピタッと止んで太陽が現れて晴れていました。まるで禊のような雨と、その後に恩恵のような太陽。ちなみに厄年の3年間と土星の天秤座入りが丸々被っていて、今考えてみると現在の自分を形成するためのメタモルフォーゼな期間の入り口が寒川神社だったのかもしれません。まだマナカードにも出会えてない頃の話。土砂降りからの晴天は、その後の自分の人生を象徴するかのようにも思えます。