御使いの顔のように
2021.01.06 08:50
「議会で席についていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いのように見えた」 使徒6:15
私は、この世の本当の意味での名誉職は、キリスト教会の役員だと思います。彼らは、御霊と知恵とに満ちた評判よい人たちであり、神と、神を信じる人々によって選ばれ、自分の損得や名誉のためではなく、神と教会のために奉仕しているからです。
これらの人々は、この世では勲章も表彰も受けないかもしれませんが、天国に入ったとき、神様から直接、栄光の冠をいただくことでしょう。
エルサレム教会の役員の一人であったステパノも、教会の内外で絶大な権威と尊敬を受けていましたが、反対派の訴えで捕らえられ、ユダヤの議会で尋問されました。
しかし、ステパノは泰然として今度こそ、邪魔されないでイエスさまのことを人々に語れると、神に感謝していました。尋問する議員たちが彼を見ると、ステパノの顔は、あたかも御使いのように輝いて見えました。