仕事では当たり前の中に隠れた「感謝」を大切に!もっと働きやすくするために
仕事をしていて「ありがとう」と思う場面も沢山あれば「ふざけるな」と思う場面も多いと思います。
仕事では感謝の気持ちが大切とよく言われますがあまりピンと来ませんでした。
経験を重ねて色々な感謝があることがわかりましたが、その中でも日常的に仕事をする上で活かせる考え方を紹介します。
あなたの仕事をお願いしていつもやってくれる人がいるとして
たまたまミスをしてしまい影響が出てしまいました。
あなたはどう受け止めますか?
怒られるのは自分だから怒ってしまうかもしれません。
業務には責任が生じるので担当領域があればしっかりと仕事をしなければいけません。
お願いしたから!と言えばその場は落ち着かせることが出来るかもしれませんが
善意でやってくれていた人で本来はやらなくてもいい仕事だったとしたら
今後も同様に続けてくれるかわかりません。
そうなると今後の働き方が多少変わってくる可能性もありますよね。
主観だと目の前で自分の仕事を相手がミスをしたことに対する「相手が悪い」という感情で行動をしてしまいますので
自分に迷惑がかからないように相手に次はミスをさせないためにはどうしたらいいか?を考えるでしょう。
客観視してみると少し変わります。
周りからしたら誰かにお願いをするのではなく自分でやっているべき仕事であって
大前提としてやってくれていたから現状があるわけですので
感謝をしているべきで
感謝をしているというクッションが入ります。
まずはどうしたものかと腑に落ちないでしょうが
本来は自分でやるべき仕事ですから
ミスをしてしまった本人も落ち込んでいるでしょうし
そのような状態にしてしまった責任を感じます。
そうなると行動も変わってくるわけです。
自分にも何か出来ることがあった
自分ですべきことがあった
このように考えるとより良い改善案にたどり着きます。
もちろん、誰しもがミスはしたくないですし認めることには勇気が必要です。
ミスを起こした犯人探しも原因を知るためよりも責任の押し付け合いから生じます。
任せた以上は相手の仕事だと言うこともわかりますが
任せた以上は任せた自分にも責任はあって
他人事になってしまうと結局は自分に返ってきてしまうわけです。
当たり前だと思っていることも
背景を振り返ると本来は感謝すべき内容も沢山あって
そのような場面で他責で攻撃的になる人と自責で考えられる人ですと
どちらと一緒に働きたいか?
そう考えると逆の立場であれば圧倒的に後者なのではないでしょうか。
客観視してみると一つの出来事の見え方も変わってきます。
主観の部分も理解した上でより良い選択が出来ます。
感情的なトラブルもそのように回避が出来るので上手く仕事を進めていくことが出来るわけです。
相手が良かれと思っていて
口では言わないですが本当は感謝されるべきだと思っている中で
当たり前のように振る舞ってしまうと
この人の仕事にはあまり協力したくないと考えるのは自然です。
ミスをしてしまったことや怒られてしまうことはショックですし落ち込むこともありますが
その際に感情でぶつかってしまってもお互いが気持ち悪いだけで立ち止まってしまいますから
大切なのは前に進むことです。
そのためには当たり前の中に隠れた感謝に気づけるように日頃から意識をすることが大切です。
誰かのせいで怒られたからー
関係のないことであれば怒られませんし
それが隠れた感謝を見つけ出すヒントになるかもしれません。
実際に全く関係のないことで怒られたり責任を取らされるようでしたはそれは考えなければいけませんが
少しでも触っている内容であれば何かしら出来ることはあるので、その際にどう考えるかで大きく成長に影響してくるでしょう。
わかりやすい感謝であれば意識しないでも誰でも自然にしていると思いますが
上手に仕事を進めていくためにも是非意識してみてください。