正月明け新年を祝う行事のいろいろ
2021.01.06 14:45
2021年の日常が始まりました。
年末年始いかがおすごしでしたか?
これまでとは違って蜜を防ぐために移動や時間や人との集まり方を変えて過ごした年でした。
過ごし方が変わったからこそ今ある時間の大切さや、会えない人を思う気持ちや心でつながっていることのありがたさに改めて気づけた時でもありました。
お正月の三箇日が終わっても1月は新年を祝う行事がたくさんあります。
昔から行われている行事は意味があって、季節に応じた時の過ごし方、体の整え方を示しています。
風水的にもその土地に季節の行事を取り入れることは、季節を楽しみ運気を上げることにつながります。
日々の暮らしを楽しんですごせるといいですね。
1月7日:七草粥を食べる
五節句の最初となる1月7日の人日(じんじつ)。
この日は七草粥を食べます。邪気を祓い病気を遠ざけるとされる七草粥。
古く中国では人日の日には七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願って食べたと謂れています。それが日本に伝わり七草粥となりました。
春の七草 上の段左から
「すずな(かぶ) なずな はこべら すずしろ(だいこん)」
下の段左から「ほとけのざ ごぎょう せり」
1月7日に七草粥を食べるのは、青野菜が不足しがちな時期に、しっかりと体に取り入れるためでもあります。
おかゆの身体に優しい食感や暖かさと七草で不足しがちのビタミンを補えるのでちょうど私のようにお正月に食べ過ぎた胃腸を少し休ませ、体調を整えてくれるのにも役立ちますね。
1月11日(15日):鏡開き
鏡開きをする日は地方によって違いますが、
関東地方のように松の内(正月、歳神様がおられる期間)を7日とするところは1月11日に、
関西地方のように松の内を15日とするところは1月15日にすることが多いです。
鏡開きは、歳神様へのお供えであった鏡餅を割り、無病息災を願いながら、お雑煮やお汁粉、ぜんざいにして食べる行事です。
お餅をお供えし、開き、食べることで、歳神様との縁を繋ぎ1年を幸せに過ごす力を授けてもらうという意味があります。
1月15日 :どんど焼き
歳神さまは、小正月(一般的には、1月15日前後、2021年は1月15日(金))に行われるどんど焼きの炎とともに、天に還っていくとされます。
ただし、大きいものは持っていけないし、たくさんありすぎると神社で処理しきれないこともあります。
最近は、環境保全や人体に有害影響が出るとして廃れてきている場合があるのであらかじめ神社に確認しておいた方がよいでしょう。
門松などのお正月飾りはどんど焼きで処分するほかは、天然の素材であれば、家庭の一般ゴミで出しても問題はありません。
その際は各家庭でお清めの塩を振り、紙に包んで他の一般ゴミと一緒にしないようにして出しましょう。
季節の変わり目は、体調も崩しやすい時です。
季節の行事をうまくとりいれて 運気を上げていきましょう。
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