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家づくり相談所

平屋志向 総二階(1階を活かす2階建て構想)

2021.01.07 04:57

平屋は快適です。

平屋の良さを説明しているホームページはたくさんあるのでここでは詳しく書きませんが、とにかく快適です。比較的小面積でも広く感じる間取りになることも多いです。

しかし、費用的にはどうしても割高になりますし、敷地面積の制約で充分な1階面積が確保できない場合もあります。

そこで、総二階に近いコストパフォーマンス重視の形状を想定したうえで、基本的な生活を1階で完結し、2階はそのサポート空間と割り切ることを考えてみました。

日常生活のすべてを1階で行おうとした場合、どうしても、2階より1階に必要な諸室面積が多くなります。これを均衡させるには、大胆な機能仕分けが必要になります。


家の機能を分析する

毎日使う機能と、週に数度以下の頻度で使う機能とに分ける

生涯必要になり続ける機能と将来不要になる機能とに分ける

毎日

 靴を脱ぐ、料理、食べる、短時間くつろぐ、トイレ、入浴、洗濯、洗濯干し、TVを見る、寝る、起きる、身だしなみを整える、着替える、勉強する

週に数度以下の頻度

 たくさんの料理を作る、凝った料理を作る、大勢で食べる、布団を干す、シーツを干す、映画を見る、邪魔されずに寝続ける、おしゃれ着をする、趣味に没頭する

一定期間だけ必要

 子ども部屋など


次に、この構想が住みやすいかの思考実験を試みます。


普通の2階建てプランと比較してみる

一般的な、1階がパブリックな空間、2階がプライベート空間というレイアウトと比較してみましょう。

住みこなしの難しさを除けば、メリットはありそうです。


機能に必要な面積は?

お子様2名の4人家族、各階15坪(30帖)、延べ床面積30坪(60帖)の総2階を想定して、各機能をあてはめてみましょう。

最小限の面積を想定します。

1階  

靴を脱ぐ 2帖、料理 4帖、食べる 6帖、短時間くつろぐ 食べると兼用、トイレ 1帖、入浴 2帖、洗濯 1帖、洗濯干し 2帖、TVを見る 食べると兼用、寝る 3帖×4人、起きる 寝ると兼用、身だしなみを整える 2帖、着替える 寝ると兼用、勉強する 1帖

合計33帖+廊下他

2階

たくさんの料理を作る 1帖(食品庫)、凝った料理を作る 食品庫に兼ねる、大勢で食べる 8帖、布団を干す 3帖、シーツを干す 布団を干すに兼ねる、映画を見る 大勢で食べるに兼ねる、邪魔されずに寝続ける 3帖、おしゃれ着をする 2帖(クローゼット)、趣味に没頭する 4.5帖、独立した子ども部屋が必要な場合は子ども部屋 4.5帖×2人

合計30.5帖+廊下他

少しオーバーしてしまいますが、1階と2階の面積は同じくらいにできそうです。

実際にそれぞれの機能ごとの面積をあてはめてみます。(あえて並べただけにしてあります。)

1階に必須な機能

2階でもよい機能

過ごし方をイメージしてみる

各機能が1階と2階のどちらにあるかがまとまりましたので、平日の朝から夜まで、休日の朝から夜までを想像してみます。

「ん?意外にいいんじゃない?」と思えてきました。

もちろん、7割くらいの人にはピンとこないかもしれません。


でも、3割くらいの方は、こういう生活もありね。と思えてくるのではないでしょうか?

といったところでしょうか。


実際の物件では、家族構成や敷地の制約も違いますし、暮らし方や大切にしたい時間の考え方も違いますので、この通りには行きません。

それでも、平屋指向の総二階という考え方は、コストを抑えた快適な住まいづくりの手法として、ありなんじゃないかと思います。

(これを書いている担当の自邸が、25年前に建てたこういう考えのコンパクトハウスです。デメリットがないわけではありませんが、子どもの独立を面前にした今となっては、なかなか良かったんじゃないかと思っていますよ。(^^))


いつか、わが自宅の本当の間取りや、同コンセプトで建築した事例を画像化して紹介できれば良いなと思います。

ご興味のある方は、個別にご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。