2020.2.20(土)英語教育ユニバーサルデザイン研究学会(AUDELL)第3回研究会&オンライン交流会
英語教育ユニバーサルデザイン研究学会(AUDELL)第3回研究会&オンライン交流会のお知らせです。
(以下HPから)
【第3回研究会(関西)】※こちらはAUDELL学会会員の方対象
日時:2月20日(土)14:30-16:30
テーマ:「英単語指導にどう取り組むかー小中間のギャップを埋めるためにできること」
講師:山下桂世子(英国Ashbrook School, Jolly Phonics, Grammarトレーナー)
村上加代子(甲南女子大学准教授)
参加費:無料
対象:本学会会員*(参加申込が必要です)
申込締切:2021年2月13日(土)
参加形式:ZOOMミーティング
概 要:
今年度から小学校外国語活動がスタートし、2021年には中学校の学習指導要領も全面実施となります。小中連携が本格化するなか、最も懸念されることのひとつは学習語彙数の大幅な増加に伴う学力格差の広がりです。小学校で写し書きや音声で慣れ親しんだ単語が、中学校の教科書本文では既習語として扱われますが、それらの単語がすんなり「読める・書ける」ことはほとんど期待できません。子どもの側から「単語を学ぶ」を見なおすのが本講座の目的です。小-中間で今後生じる読み書き学習の大きな壁を、どのように理解し、指導の工夫ができるでしょうか。今回の研究会では、はじめに単語の習得に必要なスキルについて整理し、読み書きに必要な力について考えます。次に、グループセッションで、子どもたちが単語を読み書きする際に生じ易い間違いをピックアップして話し合い、どのように指導すればつまずきが回避できるかを一緒に考えます。
当日のタイムスケジュール(予定):
14:00― ZOOM受付開始
14:30― はじめの挨拶(司会)
14:35― 「英語の読み書きで躓かせないためのスキル」村上加代子
15:00― 「単語を読み書きするために必要な力について考える」山下桂世子
16:20― 「児童・生徒のエラーから学ぶ」グループセッション
実際の子どもの読み書き上の誤りについて話し合い、傾向や原因についてわかったことをまとめます。子どもの理解について、子どもの立場から検討をし、具体的な指導についてディスカッションを行います。
16:30― おわりの挨拶(司会)
【オンライン交流会】※こちらはどなたでも参加できます。
日時:2月20日(土)17:00-17:50 ※第3回研究会のあと、一休みしてくらいのスタートです。
募集期間:12月20日〜2月13日
参加費:無料
対象:英語教育に関心のある方どなたでも(非会員の参加も可)
参加形態:ZOOMミーティング
コロナ状況が続くなか、興味や関心を共有できる人と新しくつながったり、意見や情報の交換ができる「交流会」のお誘いです。”研修”ではなく”相互のコミュニケーション”が目的です。「懇親会」のような気楽な気持ちで会話にご参加下さい。当日は、各交流会会場(ZOOM)の企画ファシリテーターがご案内いたします!今年度のAUDELLでは唯一「非会員」の方にもご参加いただける機会です。お気軽に覗いてみてください。
*事前にZOOMの名前をご本人様の氏名になっているかご確認ください。(申込名でのアクセスをお願い致します)
*カメラはオン、マイクはミュートでご参加下さい。(当日カメラやイヤフォンの故障などによる不具合には対応しかねますので、事前にご確認下さい)
交流会: ファシリテーター&テーマ紹介
●加藤茂夫(新潟大学教育学部)「将来の先生 集まれ!」
英語教員を目指す学生諸君、みんなで情報共有してみませんか?現役教員の参加も歓迎です!
●井上賞子(松江市立意東小学校)/行岡七重(松江市立意東小学校)「アルファベットを楽しく学ぼう」
・「これよかったよ」の教材をぜひもちよって紹介しませんか?
・「ここで困ってるけど何か使えそうなものはないかなあ」という悩みも大歓迎
・アルファベットと仲良くなると、外国語の時間がもっと楽しくなると思います。参加の皆さんと、わいわいアイディアを出し合う時間にしましょう(≧▽≦)
●安木真一(京都外国語大学・短期大学)/森田琢也(大阪府立箕面高等学校)「中高の先生 集まれ!」
中学や高校で英語の授業で遅れがちな生徒達がいます。そんな生徒達が英語に興味を持ち、少しでも英語がわかるようになる方法について皆で考えましょう。授業の様子や教え方、教材など情報交換しましょう。ご紹介いただける教材がある方はお持ちください。
●飯島睦美(群馬大学)/河合裕美(神田外語大学)「聴覚障害のある学習者が英語を学ぶとき」
聴覚障害のある学習者が英語を学ぶときの障壁とその障壁を乗り超えるための学習方法を一緒に考えていきませんか?言語学習は「音韻表象(イメージ)」を定着させることから始まります。よって、聴覚障害学習者にはスタート地点から厳しさがあることとなりますが、この厳しさを克服できるように促す方法をご一緒に考えたいと思います。
●仲本義規(相生市立青葉台小学校)「通級のよさを活かした英語指導」
通級担当の先生,通級に関心のある先生ウェルカムです。通級は個別に子どもの特性に合った指導が行える指導の場です。そのよさを活かした英語指導を一緒に考えていきませんか。悩みや指導方法,担任との連携など,みんなで語って明日からの指導に活かしていきましょう!
●村上加代子(甲南女子大学)/村松真紀(一般社団法人Find alternative School しいの木)
「保護者の部屋」
英語学習に不安を感じている、支援の方法がわからない保護者の方。情報交換しませんか。
子どもによって問題の解決方法は異なりますが、たとえば「こういうやり方でうまくいった」など成功体験のシェアも歓迎です。*カウンセリングではなく情報共有がメインです。
当日までの流れ
・学会HPより「交流会」にお申し込みください。(申込受付は12月20日スタートです)
・2月18日に、当日の交流会会場となるZOOMへの参加方法を、お申し込みされたメールアドレス宛に送信いたします。
・2月20日(当日)17時になりましたらご希望の会場にご参加ください。
・当日の感想などぜひアンケートにてお聞かせください。
当日のタイムスケジュール(予定):
17:00 ~ 各交流会ルームがオープンします
参加者の方は事前に知らされたURLにアクセスし、ご興味のある「交流会会場」に自由にご参加下さい。
途中参加、退出自由です。
*初の「交流会」です。今後の改善のため、参加者の皆様にはアンケートへのご協力をお願い致します。是非忌憚のないご意見をお願い致します。
17:50 ~ 閉会(終了時間は目安です)