金星考察~その1
2021年1月7・8・9日は、火星・水星・金星が次々にサインを移動する日でした。
宇宙の動きはどんな風に地球に影響してきたのでしょうか?
外側の影響を受けて内に籠る日々も続いています。
大雪が降り続き、空の星は全然見えません。
2019年から20年にかけての冬は、雪が全然降らず晴れた日が続いていました。
そんな冬の夜空にひときわ輝いて見えていたのが金星、日が沈む頃に現れる宵の明星でした。
そこから金星を意識するようになっていくと、
1月のエジプトでハトホル女神につながり、
3月に参加したカウアイ島リトリートのテーマにも金星が登場し、美と豊穣のエネルギーを存分に味わわせてくれました。
同時に自分の金星力の使えていなさにも気づかされました。
金星が支配するサインは牡牛座と天秤座。
ここへの苦手意識はなかなか抜けません。
火星や水星は男性性の星で、外に出すエネルギー。
私の星は男性性3:1女性性くらいで、かなり男性性強めです。
金星はジオだと乙女座、ヘリオだと蠍座と、両方とも女性サインにあるのですが、ディグニティを当てはめるならフォール(下降)とデトリメント(障害)で、あまりイケてない感じです。
金星が表すものは女性性、受け入れ味わうエネルギーで、「愛・平和・感謝・調和」といったものを象徴しています。
☆彡ちょうど、私を新世界に誘ってくれたサナーさんのブログにて、金星意識の大切さがたっぷり書かれています。
何かを産み出す時というのは、能動的というよりは全てを受け入れてただ待つ、女性性の力が必要なのだと思います。
外側の男性性が荒れていたり変化の嵐が吹き荒れていると感じる時こそ、内側の平和を感じながらじっと待つ。あるいは自分自身が「台風の目」になる。台風の目も中心は穏やかと言いますが、たしか外側とは逆方向にエネルギーが動いてるんですよね。
少し前に金星は地球や他の天体と反対向きに自転している、ということを知りました。
この冬は大雪。何年かに一度、そんな冬も経験してきたけれど、ただでさえ例外の多い今年は、決して無理して出かけたりしなくていい。
そんなこと言ったってお仕事の人もいるけれど、家で待機できる時や休める人は、働いてくれている人に感謝しつつ、お天気が落ち着いてくれることを穏やかに祈っていたらいい。
地の時代を懸命に生きてきた雪国の人はついついがんばってしまうけれど、こんな時にこそ未来のためにどうあれたらいいかを思い描くこと。
そこで大切なのは「愛・平和・感謝・調和」という視点から、目の前の世界を見てみること。
わからないけれど、大雪のあとは大地が蘇って、農作物が美味しくなったりするんじゃないだろうか?
野生動物たちにとっても厳しい冬かもしれないけれど、自然のバランスが調整されて、より快適に暮らせるのではないだろうか?
外側を追うだけじゃ見えてこない変化や変容は、すでに内側で始まっています。
少し先の未来、美しい春の姿を思い描くことができたらと思います。
さて、山羊座に入った金星とは。
外は吹雪でも暖かい部屋で温かい飲みものを飲みながら本を読んだり編み物をしている風景(暖炉があったら最高)を思い浮かべたくなります。
サナーさんが言うように、外側に振り回されたり望まないものに気持ちを向けるよりも、今この時間に感謝しつつも手放すべきは手放し、好みの絵の具で望む世界を思い描いていきたい。
ようやくその言葉の意味が腑に落ちてきました。
何せまだまだ金星力が低め。いかにも(?)って女性らしさには抵抗がありますが、乙女座金星の私なりのマニアックな探究のよろこびでもって、望む未来の要素を満たしていけたら。