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生産性の異なるヤギで、コントラフリーローディングの比較研究

2021.01.16 08:55

Swiss info

(40秒でいうと)

・生産性の異なる2種のヤギにおいて、餌を求めて選択する行動パターンに違いがあるかを調べた論文が科学誌「Scientific reprts」に掲載された

・対象種は、ペットとして飼育されている低乳量のナイジェリアンドワーフヤギと、高乳量の家畜ヤギであった

・動物に提示した選択肢は、①参加しない、②開いているドアから入り食べる、③引き戸を開けてから入り食べる

・結果としては、全57頭のうち53頭のヤギで、10回に1~7回の範囲で「引き戸を開けて」餌を食べる行動を選択した

・引き戸を開ける行動を選択する確率については、2種間で差はみられなかったが、アプローチ時間や、試行回数の増加に伴う変化などは差がみられた

・高乳量のヤギは、開いたドアの餌を食べてエネルギーを節約すると推測されていたが、実際にはコントラフリーローディングの原則にあてはまったという

※元記事サイトは下記

※論文は下記URLで閲覧可能