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マヤ

三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 23』

2021.01.13 23:00

「ねぇ、臣…」




振り向くと、ベッドの上に膝をついて窓の外を見ている。




細く引き締まった腰が誘っているようだ。




「…ん?」




「人間ってさぁ…もともと動物だったんでしょ」




「猿が進化したものだからな」




「じゃあさ…」




窓ガラスにはぁーっと息を吹きかけた。




「猿のように、愛し合おうよ」




白く曇った窓ガラスに薄っすら浮かび上がった、その横顔の美しさよ。




デビュー当時、HIROさんの隣にいたVBAの関係者が隆二を褒めていたことがある。




“綺麗な子”だって。




あの頃は色も黒くて、髭ももっと濃くて、男らしい精悍なイメージだったから、

“綺麗な子”っていう評価を聞いて少し戸惑った記憶がある。




だが、さすがにその道のプロだ。




内に秘めた中性的な隆二の魅力を、デビュー当時からすでに見抜いていた。




歳を重ねるにつれて、その魅力はどんどん開花していった。




同性が見てもゾクッとするような妖艶さ。




その唇で確かにそう誘ってきた。




“猿のように愛し合おう”って…




なるだけ音を立てないように唾を飲み込んだ。




やっと声が出た。




「シャワーもしないで、寒くないか?」




二歩、三歩と隆二に歩み寄り、手を伸ばしかけた。




「ん、じゃ、先に風呂ね」




…また、軽くスカされた。




つづく