キューバ代表オリンピックメンバーの編成をガチ検討してみた
キューバ代表と言うと『相次ぐ選手の亡命により、戦力低下が著しく国際大会でもどんどん低迷している。』一般の野球ファンの間でもこんな捉えられ方がされているのではないかと思います。特に2019年以降のキューバ代表は”暗黒時代”とも言ってもいいほど最悪な戦績でした。一昨年の第2回プレミア12では1次ラウンドを最下位で敗退。ただ、プレミア12以上にキューバ国民を失望させたのは、同2019年にペルーで開催されたパンアメリカン競技大会でしょう。ここでもキューバ代表は1次ラウンド敗退しました。(参考:【パンアメリカン競技大会】完敗のキューバ)日本プロ野球で活躍するユリスベル・グラシアルやイバン・モイネロ(共に福岡ソフトバンク)やライデル・マルティネス(中日)といった一級品の戦力を召集しても勝てず、キューバ国内からは批判が殺到。プレミア12はパンアメリカン競技大会での敗北があったので、キューバ国民からすると『やっぱりそうか…。』という感じだったのではないかと推察します。パンアメリカン競技大会の前に、強化試合として国内組中心でニカラグア代表とも対戦しましたが、こちらも2敗1分け。『あれ、なんか調子悪いぞ。』と思ったのが最初のきっかけだったのだろうと思います。
このように、良くない流れのままパンアメリカン大会、プレミア12と続き、東京オリンピックのアメリカ予選に臨むところに、コロナウィルスによりアメリカ予選が延期となったのですが、代表チームがこんな状態でしたので、もし東京オリンピックのアメリカ予選が開催されていたとしても、相当厳しい展開が予想されました。
しかし、今のキューバ代表には”明るい兆し”がいくつ出てきました。
ポイントは3つ!
① アジアで活躍している亡命組の代表復帰
現在、日本プロ野球では多くのキューバ人選手が活躍しています。彼らは2つのグループに分けられます。一度亡命しアメリカに渡りアメリカ経由で日本入りしている選手(例 ダヤン・ビシエド(1B/中日)、レオニス・マーティン(RF/千葉ロッテ))と、キューバの野球連盟が海外派遣を認めた選手(グラシアルやモイネロなど)です。後者は現在もキューバ代表の主力ですが、ここに前者の亡命組が参加すれば、プロ野球のトップクラスのクリーンナップが揃った打線が出来上がります。国際野球好きの間でも盛り上がっているのは、まさにこの部分な訳ですが、実際この重量打線が実現すれば、侍ジャパンにとっても相当な脅威になるでしょう。
これまでのプレミア12やパンアメリカン大会では、海外派遣組のデスパイネとグラシアルが打線の軸でしたが、彼らのコンディションが悪くても代えがいないので、彼らと心中するしかありませんでした。しかし、亡命組が参加できれば、ビシエドやマーティンなどチームの打線の軸になれる選手はいますので、国際試合の定石である”コンディション重視”の起用も可能になるはずです。つまり、単純に”個々の戦力が高い”というだけでなく、選手起用面でも戦略に幅が出てくるので、ミゲル・ボロト代表監督からすればぐっと楽になるでしょう。
② 亡命からの国内リーグ復帰組⇒代表入り
ただ、亡命したキューバ人選手というのは、アジアで活躍している選手だけではありません。アメリカや日本でのキャリアを終えた選手が、キューバ国内リーグに復帰する例が出てきました。有名どころでは、元巨人のレスリー・アンダーソン(1B/カマグエイ)や元LAドジャースのエリスベル・アルエバルエナ(SS/マタンサス)が今年もキューバ国内リーグでプレイしています。アルエバルエナについては、2019年のプレミア12で代表復帰しました。このような国内リーグ復帰を契機に代表入りするケースが増えてくるのではないかと思います。そして国内リーグ復帰組の中には、アメリカでは上手く行かなかったものの、国内復帰で本来の調子を取り戻し、遅咲きのブレイクするというケースが結構出てくると思います。実際、現在キューバ国内リーグで本塁打と打点の2冠のリスバン・コレア(1B/インダストリアレス)や、今季ブレイクのヤセル・フリオ・ゴンサレス(RF/ピナール・デル・リオ)は一度ドミニカ共和国に亡命していますが、2019-20年シーズンに国内リーグに復帰。今年2020-21年シーズンの活躍を見ると代表入りの有力候補です。海外に亡命するくらいですから、彼らはキューバ国内ではプロスペクトとして見られていたはずですので、今後も国内復帰後にブレイクするというケースは決して稀有な例ではなくなるだろうと思います。
もし、①のビシエドやマーティンが怪我したり調子が良くなかった場合には、代わりにコレアやヤセル・ゴンザレスが出ることが予想されますが、代役としては十分務まるような気がします。
③ 海外派遣選手の活躍
キューバ野球連盟は、2013年以降 海外のプロ野球リーグへの選手派遣を推進してきましたが、特に最近の海外派遣選手は高いレベルのリーグに派遣され、そこそこの成績を残しています。これまでキューバ人選手が派遣されてきたリーグを振り返ると、日本プロ野球やメキシカンリーグは世界的に見ても高いレベルのリーグと言えるのですが、イタリア・セリエAやニカラグア、パナマ、コロンビアなどいわゆる中堅以下のリーグが多かった印象です。しかし、最近はメキシコ(LMP)やベネズエラ(LVBP)といった、ウィンターリーグの中でもレベルの高い部類のリーグに派遣されており、しかも多くの選手が結構いい成績をマークしているのです。まだ派遣先でのプレイは始まったばかりですが、キューバの選手たちがキューバ国内の野球に対して適応し始めているのではないかと思います。ボロト監督や連盟からすれば、海外での実績があるというのは信頼が持てますし起用し易いでしょうね。
ポジション毎に”ガチ”検討してみた!
このように、どん底まで落ちたと思っていたキューバ代表に明るい話題が出てきたものですから、『これはキューバ代表は侍ジャパンにとって本当に危険な相手だぞ…』と思い、そして『本気で編成してみたら、彼らの弱点が見えてくるのではないか』という発想に至りまして今回の特集となりました。
【全体構成】
まずはポジション毎に選手選出を検討する前に、投手/野手/捕手の人数をどう割振りするのが良いか考えてみたいと思います。尚、東京オリンピック本戦の出場可能選手数は24名ですが、アメリカ予選では26名を起用できます。そこで今回は24名の場合を軸となるチームを考え、そこに2名追加するという発想で考えてみました。
まず捕手。キューバは伝統的に捕手3人体制を採ってきましたので、今回も3人起用したいと思います。投手交代の機会が増えると思いますので、ブルペンに捕手は2人はいて欲しい、というのが理由です。残り21人を投打でどう分けるか。野手は各ポジションスタメン7名に、内野3+外野2の控えと考えると12名は欲しい。ただ、そうすると投手に残される枠が9名となるのですが、後ろのセットアップ2+クローザー1を構築しようとすると残り6。先発+第2先発+他リリーフを6名で回すことになるのですが、投手が劣るキューバとしては駒が欲しいので6名はかなりキツイ。ということで野手を1名削って、投手10名+野手11名。24名で臨むならばこれが限界でしょう。26名体制ならば、1名ずつ増やして投手11+野手12ですかね。まとめると『投手10/捕手3/野手11』で考えてみます。
【捕手】”ワチョ”以外誰を選ぶか
捕手は”ワチョ”ことアリエル・マルティネス(C/中日)が正捕手確定でしょう。問題は残りの2人に誰を選ぶか?1人目はA・マルティネスが不調や怪我となった場合の代役です。A・マルティネスの打撃は魅力的ですが、代役にも攻撃力を求めたいので、候補としては代表常連のヨスバニ・アラルコン(C/ラス・トゥナス)やフランク・モレホン(C/インダストリアレス)などがあげられますが、今季調子が良いオズヴァルド・バスケス(C/シエゴ・デ・アビラ)を選びたいと思います。バスケスは所属チームでファーストを守ることもありますので、ファーストが何かトラブルがあった場合のサブとしての起用も考えています。
2人目は控え・途中交代が中心になります。最近のキューバの戦績を考えると、弱小国相手でない限りは”大量得点差で余裕勝ち”という展開は考えにくく、試合終盤では我慢の展開が予想されます。よって途中交代するとしたら、守備型捕手を選びたい。今季高い盗塁阻止率をマークしているプロスペクトのアルフレド・ファドラガ(C/シエゴ・デ・アビラ)を選出しました。
次に野手ですが、内野6+外野5で考えます。
【ファースト】
プロ野球で残している成績を考えるとダヤン・ビシエド(1B/中日ドラゴンズ)がファーストチョイスになるでしょう。攻撃だけでなく守備でも高い貢献度が期待できます。韓国で活躍するホセ・フェルナンデス(1B/斗山ベアーズ)も有力候補です。ただ、元々セカンドを守っていたフェルナンデスも最近はファーストやDH中心。もしビシエドが代表に参加するとなると、24人の登録人数制限がある中で、役割が重なってくるフェルナンデスは選出しにくいです。逆に、もし亡命組が参加できないとなると、ビシエドだけでなくフェルナンデスもメンバーに入れさせられませんから、彼の韓国での活躍は関係なしに代表選考においてフェルナンデスをチョイスする展開はなさそうな気がします。国内組や復帰組のみの代表選考ならば、リスバン・コレア(1B/インダストリアレス)が確定でしょう。代表常連のヨルダニス・サモン(1B/カマグエイ)や、メキシコウィンターリーグでプレイしている貴重な左のパワーヒッターギジェルモ・アビレス(1B/カニェロス・デ・ロス・モチス)などもいますが、国内リーグで本塁打ランキングを独走する彼を外してまで他の選手を選出する理由はないでしょうね。今季のキューバ国内の守備スタッツも上々なので、ビシエドの代役としてL・コレア以上の選手はいないでしょうね。
【セカンド】
セカンドはあまり悩まずセサル・プリエト(2B/シエンフエゴス)を選出したいと思います。今季国内の成績や代表経験含め、彼がファーストチョイスです。問題は亡命してしまったリーグ屈指のユーティリティープレイージェイソン・マルティネス(UT/マヤベケ)の後釜です。どこのポジションでも高い守備得点をマークし、攻撃においても存在感を示せていただけにキューバ代表にとって彼の不在は非常に痛いです。彼の代役には代表常連のラウル・ゴンサレス(UT/シエゴ・デ・アビラ)を選出したいと思います。セカンド、サード、ショートを守れる彼のユーティリティ性と、攻撃においても国内で高いパフォーマンスを見せています。個人的にはウンベルト・ブラボ(2B/カマグエイ)も好きな選手なのですが、セカンドはプリエトのポジションですから厳しいですね。
【サード】
サードは絶対的な選手がいる訳でないので、選ぶ人によって選出するメンバーが一番変わるポジションでしょう。守備重視でいくならばヨルダニス・アラルコン(3B/ラス・トゥナス)が良さそうですが、ショートに守備の良い選手が多いのでサードは攻撃力重視で考えてみました。先ほどセカンドの選考で、ラウル・ゴンサレスをUT枠扱いにしましたので、ここではサード専門としてプレミア12代表のパベル・ケサダ(3B/シエンフエゴス)を選びたいと思います。
【ショート】
ショートも考え方によって選考が分かれそうなポジションですね。来季パ・リーグでプレイする予定のアデイニー・エチェバリア(SS/千葉ロッテマリーンズ)はメジャーリーグでも高い守備力に定評がある選手です。ただ、セイバー系の守備スタッツを見るとここ数年守備範囲を狭くなっている印象があります。対抗としてはプレミア12で代表復帰したエリスベル・アルエバルエナ(SS/アルゴドネロス・デ・グアサベ)があげられます。守備範囲はおそらく彼の方が広いんじゃないかと思いますし、捕球から送球までが物凄く速く、アクロバティックなプレイは他の選手では真似できそうにないように思います。因みに、今回の代表選出において、ショート、セカンド、センターには攻撃よりも守備力を求めたいと考えていましたが、攻撃力があるのとないのでは当然あった方がいい訳で、直近のスタッツを見る限りエチェバリアに攻撃はほぼ期待できないだろうと。そうなるとアルエバルエナを選んだ方が一発が期待できるので、こちらを選びました。(※表中の攻撃/守備スタッツはマイナスですが、今季の国内リーグ数試合分のものなので気にしないでください。)エチェバリアがいくら守備が良いと言ってもここまで攻撃スタッツが弱いとちょっと選ぶのは躊躇しますね。28人選手を選べるのならば選びますけど、やはり24人だと選び難くなりますね。
また、ショートのバックアップには小兵のホルヘ・アロマー(SS/インダストリアレス)を選びたいと思います。ベネズエラで活躍中のヨルダン・マンドゥレイ(SS/ナベガンテス・デル・マガジャネス)もいますが、国内においては守備成績が良いのでアロマーの方を選出しました。(本当はジェイソン・マルティネスを選びたかったのですが・・・。セカンド、サード、ショートの選考をする度に彼の不在のダメージを感じました。)
【レフト】
レフトはあまり議論の余地がありませんでした。ジュリスベル・グラシアル(LF,3B/福岡ソフトバンクホークス)がレギュラーで、DH枠としてアルフレド・デスパイネ(DH/福岡ソフトバンクホークス)は決まりでしょう。国内組では”レジェンド”フレデリック・セペダ(LF/サンクティ・スピリトゥス)が好調をキープしていますが、デスパイネと役割がかぶります。守れない選手を2人も置けないので今回は選外にしました。セペダ以外にも良い選手がいるのですが彼らを押し退ける程の理由は見当たらないですね。
【センター】
レフトやライトが攻撃力高めな選手が多いので、センターは守備力重視です。過去の代表での選出歴から言えば、ベネズエラで活躍中で元千葉ロッテのロエル・サントス(CF/ティグレス・デ・アラグア)と、メキシコで活躍のヨエルキス・ギベルト(CF/トマテロス・デ・クリアカン)が双璧です。サントスは盗塁もあるので足の使える選手の少ないキューバ代表においては貴重な存在になりそうですが、僅かに今季のスタッツが良いギベルトの方を選びたいと思います。同じ位の年代でホルヘ・ペーニャ(CF/オルギン)やセペダの従兄弟らしいゲイセル・セペダ(CF/サンクティ・スピリトゥス)もいますが、海外での経験や実績を考慮すると、ギベルトやサントスの方が優先度は高いと判断しました。
【ライト】
ライトはかなり悩ましいポジションですね。アジアのプロ野球でプレイしている亡命組の中で、ビシエドと並び打線の核となるのがレオニス・マーティン(RF/千葉ロッテマリーンズ)です。彼自身キューバ代表への復帰を望んでいるようで、もしルール上認められればこれ以上にない戦力になります。強肩でライトとしての適性も高いように思えるのですが、一方でメジャー時代はセンター中心に守っており、先述のヨエルキス・ギベルトがトラブルに陥った場合のセンターのバックアップとしても考えられます。なので、先ほどセンターの選手選考でギベルト1人だけを選んだのは、マーティンのセンター起用を想定したためでした。ただ、そうなるとライトのバックアップが必要になります。また、レフトにはグラシアルとデスパイネを選出しましたが、デスパイネの動きを考えるとなるべくDH専任として起用したいので、ライトとレフト両方守れる選手が良い。候補としては来季楽天が契約した元メジャーリーガーのルスネイ・カスティーヨ(OF/東北楽天ゴールデンイーグルス)がいます。彼の今季の活躍次第ですが、もし1年を通じて活躍できそうならば外野のサブはR・カスティーヨになると思います。ただし、2019年シーズンの3Aでの戦績は飛びぬけたものではないですし、2020年シーズンはプレイできていない所もかなり気になります。(現在はメキシコ・ウィンターリーグのメヒカリでプレイ中もOPS.621(1/17時点)とイマイチ。)なので、ここはあえてカスティーヨは避けて、国内組からヤセル・フリオ・ゴンサレス(RF/ピナール・デル・リオ)を選出したいと思います。他にもライコ・サントス(RF,LF/グランマ)や元中日育成のレオナルド・ウルヘジェス(LF/イスラ・デ・ラ・フベントゥ)など良い選手はいるのですが、今季の成績を見ると国内組ではY・ゴンサレス一択なのかなぁと思います。
しかし、マーティンが出場できなかった場合はどうするか?マーティンに期待していたのは、打線の核、ライトのレギュラー、センターの控えという3つの役割です。はっきり言ってこれを兼ね備えた選手は他にいません。(楽天のR・カスティーヨは外野を一通り守れそうですが、マーティンが出場できない展開は同じく亡命組のカスティーヨも出られないでしょうからそもそも選択肢から外します。)とりあえず、ライトのレギュラーはY・ゴンサレスが控えから昇格するとして、不足するのはセンターとライトの控えです。控えとは言え、センターには守備力を求める方針なので、選択肢としてルイス・アコスタ(CF/ピナール・デル・リオ)、ロエル・サントス、エドゥアルド・ブランコ(CF/マタンサス)辺りを候補に考えます。特に、海外経験豊富なR・サントスは非常に魅力的です。足もありますし、海外でも3割近い打率を残していることは説得力がありますが、チームでも代表でもライトは守っていません。L・アコスタは所属チームでライトでの出場もありましたが、打撃スタッツが微妙。E・ブランコはセンターで国内No.1の守備力も打撃が期待できなさそうです。非常に悩ましいですが、海外での経験や成績を重視してサントスを選びたいと思います。ライトを守ったことは無いですが、何とかしてくれるでしょう。
打線を組んでみた
以上をまとめますとキューバ代表打線はこんな感じになりました。
2番から6番までの破壊力が凄いことになっています。日本のプロ野球でクリーンナップを担うような選手が勢揃いしている訳ですからそりゃあ脅威ですね。でも、ここからキューバ打線の弱点を探っていきます。
日本でプレイしている選手は、所属球団で出塁した走者を返す役割を担っているので、長打力は優れていますが、打率は低く出塁率もあまり高くありません。ストレートには強い打者が多いので、力で押す投球中心より変化球やコントロールが良い投手を選ぶ方が相性が良いのではないか、と。候補として、ジャイアンツ残留を決めた菅野智之(SP/)投手や、沢村賞を受賞した大野雄大(SP/中日)。特に大野投手が良いと思うのは、左腕で外角に落ちるフォークがあるので、これは右打者中心のキューバ打線に対し有効な気がします。このタイプの投手はキューバ国内には多くないでしょうからね。また、代表歴はありませんが、フレーミング能力の高い木下拓哉(C/中日ドラゴンズ)とのバッテリーならば、ボールゾーン寄りの勝負が出来るので一発のリスクも軽減できるのではないかなぁ、と思いました。中日バッテリーvsキューバ打線という構図も意外で面白いと思います。
因みに、もしビシエドやマーティンら亡命組が参加しなかった場合も考えてみました。やはり、この2人がいないと打線の迫力というか印象がかなり変わってきますね。
だいぶ長くなってしまったので『投手編』はまた次の機会に。
~以上~