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~ Une âme / Twinray ~

【INNER CHILD】「納得」と「癒し」の違い

2021.02.08 03:00

インナーチャイルドの癒しは

サイレント期間における大切な課題のひとつであると

これまで何度かお伝えしておりますし

同じ内容を別の場所でも目にされているかと思います。

それでも

「私には関係ないかな?」

「私の場合は大丈夫かな?」

このようにお感じの方もいらっしゃるかもしれません。

どうしてチャイルドをあまり重要視出来ないのかと言うと

それは 成人した私が納得している状態 だからです。

「あの時のお父さん / お母さんの言動によって

確かにすごく傷付いたけれど

私への愛情があったことは今なら良く分かる

お父さんやお母さんも辛かったに違いない」

たくさんの経験の中から知恵を付けていき

立派に成人したからこそ納得が出来るのですね。

そして「私はもう大丈夫」と感じます。

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成人した私がきちんと納得出来ているからといって

それでチャイルドが癒されているとは限りません。

何故ならば、納得の裏側では様々な感情が

取り残されてしまっているからです。

悲しみ、寂しさ、怒り

満たされなかった、認めてもらいたかった

などの思いが無意識に抑制されているはずです。

決して心地の良い感情では無い為

思い出すことを知らず知らずの内に避けながら

「納得している」という箇所だけが

自然とクローズアップされてしまいます。

チャイルドが傷付いた瞬間から

貴女の心の中では時間が止まっています。

寂しさや怒り、満たされなかったという思いが

未消化の形で残ったままになっているからです。

その為、どんなに納得が出来ていても

本当の意味での癒しということではありません。

当時の幼い貴女が感じた悲しみや怒りの感情へ

成人した貴女がそっと寄り添ってあげて

その痛みを客観的に誰よりも理解してあげることで

チャイルドの傷は癒しへと向かっていきます。

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逞しく知恵を付けた貴女が納得出来ていても

まだ充分な経験 / 知恵を持たない幼い頃の貴女は

大人たちの都合を納得出来てはいません。


だからこそ、当時の気持ちへ

優しく寄り添ってあげることが何よりも大切です。

なお、チャイルドを癒していく過程では

「良い子」である必要は全くありません。


何よりも、怒りの感情を解放してあげなければ

止まっている時間を動かしていくことは少々困難です。


怒りの感情が出てきても大丈夫です。

幼かった貴女に非などは一切ないのですから。