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「労働時間削減」「生産性向上」の次は「自律型組織への転換」、博報堂コンサルの『ザ・インターナルブランディング』

2021.01.10 02:31

【書籍】 令和三年一月七日に博報堂コンサルティング(代取:喜馬克治)は、働き方改革の第三段階として“自律型組織への変革”を提唱する書籍『ザ・インターナルブランディング/同友館』を発売した。


働き方改革による労働時間削減や生産性向上が叫ばれている。一方で、企業の価値の源泉となるイノベーション創出に経営資源を割けず、オープン イノベーションを始めとした創造力の外部移転が進んでいる。同社では当該状況に警鐘を鳴らし、「労働時間削減」「生産性向上」に続く働き方改革の第三段階として「自律型組織への転換」を提唱する。


この自律型組織とは、自ら考えて行動する社員によって組織内のあらゆる所からイノベーションの種が生まれる様な組織を指す。健全な組織への変革を実現する為には、インターナル ブランディングの考え方に則って組織全体を巻き込み、変革の旗印となるシンボリック ファクトを生み出していく活動が有効とする。


本書では、インターナル ブランディングによる組織変革を小説仕立てで描いた。同社が長年培ってきたインナ向けブランド コンサルティングのノウハウや経験を活かし、「理論」に留まらず組織変革を進める際の人々の「感情」にも焦点を当てた内容にした。


 また二十一日にはオンラインにて出版記念セミナ 「インターナル ブランディングの進め方」を実施する。登壇者は本書の著者である同社のエグゼグティブ マネジャ・栗原隆人(写真上)。


栗原はエレクトロニクスや食品・飲料、ファッション、インフラ、化学メーカー、不動産、エンターテイメント等の業界においてブランド ビジョンの策定・戦略立案からブランド強化を実現する為のマーケティング プランの策定やブランド マネジメント体制の構築支援、企業理念構築とCIデザイン、社内浸透イベントの企画運営等に携わる。


近年では特に社員の意識を変えイノベーションへ繋げる企業風土変革の専門家として企業変革サポートを行っている。


画像:㈱博報堂コンサルティング