2020年10月台北から三峡&鶯歌まで大漢渓自転車道サイクリング③三峡清水祖師廟で迫力のお祭りに遭遇!
台北から大漢渓自転車道を走り切り、がぁこさんは本日メインの目的地の三峡老街への入口にあたる三峽拱橋へやってきた。
ここは昭和8年、1933年に完成した橋で、当時は老街から外部に出かけるための交通の要衝だったとか。
コロンとしたフォームのアーチが可愛い橋だ。ここは前回、通りかかってチラ見した覚えがある。
ここから街中に入ってもいいけど、せっかくだから三峡渓に沿って老街に向かっていくことにしよう。
ボコボコした路面の道をゆっくり走っていくと、前方にお寺みたいな橋が見えてきた。
以前来たときにあったか覚えてないけど、長福橋という橋で、対岸から三峡老街入口に鎮座する三峡清水祖師廟へ渡る観光用の橋なんだそうだ。
先を急ぎたかったので上には上がらなかったけど、たぶん橋の上からの景色が素敵なところなんじゃないかな。
長福橋を通過して右折すると、大きなお寺の前に出た。
三峡清水祖師廟。ここも覚えてる!
なんだかすごい人だかりができていて、しかもおめでたい感じの音楽が聞こえるなぁと思ったら、
ババババババババババッッ!!!!
すごい音がして境内を見ると、爆竹がもうもうと煙を上げている最中だった。
今日はお祭りの日らしい。
今見てる目の前の爆竹は今まで他所で見たのに比べて、そこまで激しくないけど、それでもびっくりする。
ちょうど、神様の先導と護衛を務める八家將の入場が始まるところだったので、自転車を停めて見学することにした。
八家将って、京劇とか歌舞伎の隈取みたいなメイクをしてらして、衣装や装飾もカラフルでお洒落。所作も舞踏みたいで格好いい。
八家将のほかにも、音楽隊とか、中に人が入った大きな神様(名前忘れた)とかが歩いてきて。
さらに可愛い系の着ぐるみ電音三太子とかが歩いた後に、小さな神像が乗った神輿が本殿に入っていくのが行列の基本みたい。
お神輿は上下に揺らしながら、前に少し進んでは後ろに下がり、また進むを繰り返して、ゆっくり前に進んでいくのね。そのたびに後ろの旗がひょこひょこ揺れるのが可愛かった。
行列は1組だけでなく、近隣のあちこちの廟からやってきた神様一行が次々やってきてすごくにぎやか。
たぶんこの日は、三峡周辺のお寺はみんなお祭りなんじゃないかしら。
台湾のお祭りって、派手で賑やかで見てて楽しいね。
しばし楽しい雰囲気にひたった、がぁこさんだった。
2020年10月台北から三峡&鶯歌まで大漢渓自転車道サイクリング④へつづく~