「『前を向いて』稽古初日。」のこと。

昨日は、オリジナルミュージカル「前を向いて」の稽古初日でした。

共演するキャストの方々とも、初、顔合わせ。

そして、読み合わせもしました。

僕自身、４年ぶりの舞台出演で、役者としてのキャリアも、まだまだ浅いですが、

数時間の稽古で、たくさんの刺激と学びをもらっています。

自分の演じる役柄を、どんな風に表現しようか、模索しながらですが、

やっぱり演技って、奥深すぎて、難しい。

いつまでも、正解が分からないものです。

自分も演劇を学んできた中で、

ひとりで芝居をしない、とか、相手のために芝居をする、とか、

重要かつ容易ではないことを意識しなければいけないな、と思ってはいるのですが

その中で、作り上げられる空気感に、染まったり乗っかったり、する瞬間もありながら、

時には、自分の表現を曲げずに突き通す瞬間も、あったほうがいいのかもしれない、とか、

色んなことを感じました。

それにしても、自分ではない人間を、表現するっていうのは、

難しいことであり、また、特別な行為であるなあ、と思います。

自分が演じる人物は、僕が実際には経験していないようなことを経験している、

それをどういう形で理解していくのか、また、観ている方に、どうリアルに感じてもらえるようにするか

今回の課題ですなあ。

でも、役を演じる、という行為は、

人の気持ちを考えて、想像して、それを体現する、

という、人として、とっても大切なプロセスを踏むことであり

それはすごく、必要なこと、だと考えています。

毎度のことながら、

自分ひとりでは、何にもできないので、色んな方や色んな物に力を借りながら、きちんと任務を遂行できるように努めていきたいと思います。

ひとまず、読み合わせの録音を聞きながら、反省しつつ、練習を重ねていきます。

［今後の活動予定］ 

《舞台》

オリジナルミュージカル『前を向いて』

【日程】

2021年3月6日(土)18:30~

2021年3月7日(日)13:00~

2021年3月7日(日)17:00~　

計3回公演

※開場は開演時間の30分前となります。

【会場】

スタジオK　スタジオ3

※一定数に席数を制限して設席します。

【料金】2,500円

【オンライン配信チケット】 1,500円

【構成】

《１部》オリジナルミュージカル『前を向いて』

《２部》ミニライブ

【役(キャスト)】

・タケシ(早馬充)…正義感は強いが、ややぶっきらぼうな性格。亡き父の仕事を継いで精一杯働いている。

・えりりん(喜屋武恵梨)…牧師を父に持つ、東京からの転校生。歌や踊りを愛する。

・サトル(高瀬隼)…文才を活かして、詩・小説・ドラマ・映画など様々な分野で活躍。冷静沈着な分析家。

・ケンタ(永嶋玲)…天才的な画力の持ち主であり、新鋭芸術家。変わり者で内気なタイプ。えりりんにゾッコン。

・ヨシキ(はたなか圭一)…幼少期からピアノコンクールの受賞歴を持ち、音楽クリエイターとして活躍。繊細で気まぐれな情熱家。

・牧師(ケンケン)…えりりんの父親。震災の後、いてもたってもいられなくなり、被災地に娘と共に訪れる。

・教師(村井健太郎)…高校教師。保守的で頑固な性格であるが、ややスケベな一面を持つ。

・スーパーアンサンブル(Runa)...色々なシーンで役を使い分けマルチに登場する。

ピアノ伴奏：小川浩佳

脚本作詞作曲：菅野智樹

フライヤーデザイン : かつえ

主催企画：劇団イエース！

【ストーリー】

あれから１０年...。

誰もが下を向き、希望を失った時代に、前を向いて夢と希望へ進んでいった若者たちの物語。

大人になった彼らは、記憶を辿りつつ、今、もう一度自分たちの生きた足跡を形にしていく。

【コロナ対策】

一定数の席数に制限して設席します。

稽古及び公演において出演者、関係者、ご来場者の検温を行い、体調不良の方の出入りはお断わりいたします。

マスクの着用、手やお席の消毒、換気を徹底します。