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NPO法人こおりやま子ども若者ネットワーク

こおりやま子ども若者ネット12月車座会議

2021.01.11 01:36

毎月実施している車座会議ですが、今月は、高校生と市長が参加してくださいました。話は変わりますが、「車座会議」の名前には、上も下もなく多様な人が車座になって議論できる場づくりを目指す思いが込められています。今月は高校生・市長や各団体、個人が参加して議論できる場になった事、嬉しく思いますし御参加いただけた皆さんには、とても感謝です。

当日は、市長にお越しいただいたこともあり、「こおりやま子ども若者ネット」で、これまで議論してきた社会議題に対して市長の考えを聞くことや、市長の考えを受けて高校生や各団体が、「これから目指したい郡山の姿」を議論する場になりました。

市長からは、「一緒にやりましょう!」との言葉を頂き、高校生たちからは、自分たちの経験も踏まえて普段考えている事や社会への願いが語られました。

「ヘルプを出せと言われても困難な時は、助けを求められない。その時は手を差し伸べて欲しい。」「辛い時に居場所があって助かったので、そういった場が社会には必要だ。」等が語られ、触発されてか普段から参加している若手も、「言いたい事がある!!」と、マイクを握り自身の論を展開する場面もありました。

「難しい話はさておき不登校の子どもを差別しないで欲しい。」

「一緒にやるってためには、行政と民間で共有できるゴールが必要だと思う。」

個人的には貴重な議論ができた場だったかと思います。



いつもの車座会議と違った回でもあったので、事後に参加された色々な方の感想を聞きました。高校生たちの率直な声を聴けた良い会だったという意見が多かった一方、高校生たちの訴えが良かっただけでは終わらせたくないとの声や、その願い受け取る大人の責任も果たしたいなど議論の先に関しての思いも語ってくださった方もいらっしゃいました。

確かに、僕らは議論の為の議論をしているのではなく、

社会を変える礎石として議論を行っている事を忘れてはなりません。

当然、2時間の車座会議で社会が変わるとは思って居はいませんので、

この議論を、変化へつなげていきたいと思います。

最近、事務局で目指すべきネットークの状態をたとえて

同床異夢ではなく、移床同夢ではないかと話しています。

上記の造語は、

違う団体や主体が、同じになるのではなく

床は違えど、同じ夢を見る事が大事とのたとえです。

この日は、立場が違う人々が同じ場で意見を交換できた回でしたが

まだ同じ夢には、到達できていませんので、

今後、同じ夢(共有できるゴール)つくりをしていきます。

参加していただいた方々に、感謝申し上げます。

こおりやま子ども若者ネット

鈴木 綾