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川代慶一郎の個人ホームページ

2021年と『Mum』終演のごあいさつ🦦

2021.01.11 12:25

まずは…


2021年最初の更新になります!

皆様、昨年は本当にありがとうございました!🙇‍♂️

本年もよろしくお願い致します!🦦

今年は諸事情により挨拶のみで失礼致します💦


そして『Mum』出演!


1/9〜10に鷺ノ宮のjagaimo劇場様にて、Reading Bitter vol.4『Mum』に出演でした!☺️

身分や環境が違う中で、互いを想いあう…そんな切なくも温かく、美しいお話でした。

「"また"なんて未来誰にでも平等に来るわけじゃない」「言葉にしなきゃ何も伝わらない、行動しなきゃないのと同じ」

劇中に登場する言葉ですが、現在の情勢や僕の「今」にも刺さる言葉だなぁと、舞台袖で密かに噛み締めて聞いていました(*´꒳`*)


そんな僕が今回演じたのは

まずは「霞月」チームで、作中に登場する国の王族に代々仕える従者の「アセビ」です☺️

心臓病を患う末っ子の「キク」

両親に先立たれ若くして国王となった「ヒイラギ」

そしてある理由で王家を追放された長男の「シオン」

3人の側近として振り回される苦労人でした笑

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが今回の登場人物たちは名前に花の名になっています🌺

アセビの花言葉は「献身」…3人それぞれを大切に思い、尽くしていく姿にアセビらしさが詰まっていたなと☺️


次に劇場限定の「幽月」チーム!こっちでは国王の「ヒイラギ」でした!

はじめは冷酷かと思いきや、彼は王族としての責務を背負って戦う責任感の強いキャラでした☺️

花言葉は「用心深さ」や「先見の明」。彼の性格をよく表していました🌺

↑写真は上からアセビver→ヒイラギver→そして各チームのアセビを演じた福知さん(左)と持田さん(右)

二人とも絡みがあってとても勉強になりました!😆

特に福ちゃんは霞チームではキクとしてバッチリ振り回してくれました笑


嬉しかったこと


公演中で嬉しかったのは僕を全く知らないハズの方から、僕の役の感想を頂けたり、フォローして下さった方がいたことです!😆

当たり前ですが僕ではなく、応援している出演者の方がいたはず。名前も顔もその日初めて知った僕自身の感想を書いて下さったというのが本当に…本当に嬉しかった…!



今回の公演について


今回の公演、実は僕にとっては思い入れのある作品になりました。


新年のご挨拶は簡潔にさせて頂いたのですが、昨年12月に祖母が息を引きとりました。家族から連絡があり、その夜に『Mum』の出演が決まりました。祖母は僕を可愛がってくれていたのに、この情勢下で祖母の顔を見に帰ることができませんでした。情勢が落ち着いたら会いたかった、せっかくなら僕の芝居をしている姿を観て欲しかった、色々な感情が入り混じってぐちゃぐちゃな数日間でした。

そんな中、キクを看取るアセビと兄弟であるヒイラギを演じることとなったわけです。家族から祖母を見送ったと連絡があった翌日にドラマCDの収録…、気持ちは少し落ち着いた中で収録できましたが何か因果を感じた気がしました。

そんなとき、シオンの「失ったことを『こうだったのに』と嘆くことに何の意味もない」と諭すシーンが僕の心に残りました。

もう祖母と直接会うことはできなくなりましたが、きっと僕の近くで観てくれていると信じてこれからも精進していこうと思いました。


様々な想いがあった中での公演でした。

公演をご覧頂いた皆様、本当にありがとうございました!そしてまだご覧になっていない方はぜひドラマCDをお手に取って頂けたら嬉しいです☺️


さいごに


ここまで読んで頂きありがとうございました☺️

今回は色々な出来事が重なった、思い入れが深い公演になりました。これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します!🙇‍♂️

ではまた別の物語でお会い致しましょう🦦