【2015 メキシコシティ The Clothesline The Seed メキシコ】
2015.11.12
2015年11月、モニカはメキシコの女性の状態を改善することに尽力している重要なフェミニスト組織、セミラ(メキシコサッカー協会)の25周年を祝うためのガラディナーの間に、The Clotheslineを制作するよう招待された。
モニカは二つ返事で受け入れた。もともとこの活動を知っていたのと、芸術が表面的なエンターテイメントになりやすいパーティーという環境の中で、権力のある人や有名な人と交流しながら、作品を展開する方法にも興味を持ったためだ。
メデジンでのTheClotheslineでの経験を生かし、また、この後に控えていたメキシコ近代美術館MUACでの展示内容をテストするために、この小さな作品には、これまでのThe Clotheslineからのドキュメントが書かれたロープ、メキシコのアートとハラスメントに関する個人または集団プロジェクトの情報が書かれたロープ、そして一般の人々からの反応のためのロープが張られた。
質問は以下の二つであった。
これが私が嫌がらせから身を守る方法です。
嫌がらせに対しては、私は以下のようにします。
この作品の目的は、
1.一般的に女性殺害などの問題の後ろに位置するストリート・ハラスメントの問題の重要性を強調すること
2.この問題に関する若い芸術家の作品を普及させること
3.ハラスメントに対する具体的な行動をとるよう人々を扇動することであった。
彼らは一晩中、話し、説得し、対話をした。
参加者は多彩で、長年のフェミニスト、俳優、ビジネスウーマン、セミラの恩恵を受けてきた女性、シェフのモニカ・パティニョ氏のようにその夜のディナーに貢献したスター、リラ・ダウンズのようにイベントに参加した他のアーティストたちのファンなどがいた。
ウェイターまでもが参加してくれた。
The Clotheslineにはいつも人がいたので、5時間も休まずにいたらみんな疲れてしまった。
さまざまな回答の中で、特にモニカが気に入ったのがこちらである。
「より多くの女性団体が権利のために戦っているように、資源/資金を動員する」
私たちの現実から、誰もがハラスメントと戦うことができる。