3周年の御礼と国内事業開始のご報告
本日1月12日、love.fútbol Japanは設立3周年を迎えることができました。
新型コロナウイルスにより海外、日本であらゆる人々にとって苦しい時期が続いておりますが、無事に3周年を迎えることができましたのは、ひとえにこれまでご支援・応援いただいてきた皆さんのおかげです。
心から御礼申し上げます。
今日、みなさまに1つご報告があります。
love.fútbol Japanは今年1月末より、日本国内で、その存在の見えづらさから今まで取り残されてきた人々、「経済的・社会的な理由でサッカーをしたくてもできない子どもたち」に寄り添った活動をプロサッカー選手とともに開始します。
日本国内で、経済的・社会的な理由でサッカーをしたくても諦めている、または続けたいけど悩んでいる子どもたちが2021年以降も安心してサッカーを楽しみつづけられるように、奨励金、社会との繋がりをつくるプロサッカー選手とのオンラインセッション、用具支援等を通じて応援していきます。
特に1年目は、支援実施に加え、「課題の見える化」に注力します。
今回の活動を聞いて、「日本にサッカーをしたくてもできない子どもなんているの?」と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。
実のところ、家庭の経済的貧困による部活動・学校外体験学習の機会格差は、過去の調査資料から確認することができます。また新型コロナ以降、機会格差はさらに広がっているというニュースもあります。一方で、依然としてスポーツにおけるその実態は見えづらい状況が続いています。というより、私たち自身がその存在を見ようとしてこなかったと言っていいのかもしれません。
1年目の活動を通じて、日本にいるサッカーをしたくてもできない子どもの課題を見える化し、必要とされる支援内容・規模を把握していきます。その結果を日本サッカー界と共有することで、2年目以降、「共助」となるより有益な応援活動に繋げていきたいと考えています。
詳細および支援の希望者募集は、1月25日に公開致します。
合言葉は、「サッカー愛を、次世代につなごう」。
プロサッカー選手、日本に450万人以上存在するサッカーが好きな人たちとともに、サッカー愛を今と次世代につなぎ、子どもたちのサッカーの機会格差の改善、サッカーが好きな子どもたちの応援を一緒に進めていけますと幸いです。