エクストラ イタリア

サンレモ2021 サンレモ枠

2021.02.21 01:00

ここでは、サンレモならではの特徴的な枠を紹介します。毎年見ているとだいたい、レジェンド、クロスオーバー、デュエットの枠があるように思います。


まずはレジェンド。

60〜70年代、いわゆるジャンルとしてのカンツォーネ時代のアーティスト。

年齢を重ねてシニアになっています。音楽も今のアレンジになってるところがありますが、結構カンツォーネ時代のメロディ感だったり味が残っているので、聴いてみてください。


今回のサンレモはオリエッタ ベルティが登場。12回目。これまでの最高位3位。

参考曲はカンツォーネ時代の名曲。サンレモ曲でもあります。

今のサンレモではこんな風にいかないのですが、全盛期の特徴を感じてもらえればと思います。

続いて、クロスオーバー。

ポップス×クラシック。声楽の歌い方でポップス曲を歌う、オペラの国イタリアらしい枠です。ただし今回はこれに相当するアーティストは選ばれていません。また来年です!


最後にデュエット。

イタリアではアーティストが頻繁にデュエットします。本来別々に招待されてもおかしくないアーティストのデュエット、めちゃくちゃ面白い枠です。


今回はフランチェスカ ミキエリンとフェデズのデュエット。これまでにも2人のコラボ曲がありますので、参考曲に挙げています。

フランチェスカは2016初登場で2位。今回は2回目です。本当はソロで出場を期待してましたが、いいデュエットを聴かせてほしいです。

フェデズは初登場。ただ、ラッパーなので、本来このデュエット枠に期待するボーカリスト2人のハモリなどは見込めないのが残念です。しかしラッパーとデュエットする好例もありますし、まずは曲を聴いてからですね。

参考曲はラップとボーカルが分かれているのですが、サンレモではメロディ主体で絡んでもらえると嬉しいです。