法句経五十番 2016.09.10 12:02 心の在り方を教え説いた法句経という教えがあり、その中の五十番というのがいつも私を怒りや恨みから救ってくれます。『他人の邪曲(ヨコシマ)を観るなかれ。 他人のこれをなし、 かれの何をなさざるを観るなかれ。 ただおのれの何をなし 何をなさざりしを想うべし』他人のすることばかり観ないで自分が何をなし、何をしなかったかに想いをはせなさい。と言っております。私は他人のすることを見張り、いたらなさに舌打ちすることが多いのでいつもイライラしなければなりません。そんなとき「他人を観るな」と冷静さを取り戻すことが出来る言葉です。