寄付金贈呈式
2020年3月20・21日に行ったYouTubeライブ「24時間ではしりぬける物理」では,子どもの貧困解消のための寄付金を募りました.私たちの趣旨にご賛同くださった多くの皆様からたくさんの寄付金を頂戴いたしました.3月25日に配信した「24時間ではしりぬける物理・番外編」でお伝えしましたように,特に子どもの貧困が大きな社会問題になっている沖縄県で,この問題に取り組んでいる個人・団体の皆様にその寄付金を使っていただくことを決定いたしました.
本日,その寄付先の一つであり,沖縄県の高等教育機関(大学および高専)からなる大学コンソーシアム沖縄の「子どもの居場所ボランティアセンター」と東京学芸大学を結び,目録の贈呈式を行いました.画像は私たち「24時間ではしりぬける物理」実行委員会が頂戴した感謝状です.
ご寄付をくださった方の中には,病気のために自分ではもう教壇に立つことはできない,先生にこれからの子ども達のことを託します,とメッセージをくださった方もいらっしゃいました.今日あらためて,教育に携わるものとして,一人の大人として,子ども達のために為さなければならないことがあると強く感じました.
昨年4月より,学芸大の子どもの貧困解消プロジェクトのメンバーに私も加えていただき,沖縄の子ども達とオンラインで繋がったり,この問題の解決へ向けた勉強を重ねたりしてまいりましたが,コロナ禍により現地の状況を直接調査することができず,寄付先の選定に非常に時間が掛かってしまいました.寄付をいただいた皆様の想いをすぐにお届けできず,この時期までずれこんでしまいましたこと,この場を借りてお詫び申し上げます.本日の式の詳細な情報と,大学コンソーシアム沖縄以外の寄付先の情報につきましては,後日改めてご報告申し上げますので,何卒よろしくお願い申し上げます.